バッテリィズ M-1グランプリ準優勝で令和ロマン以上に脚光浴びるも、伸びしろはまだまだある
「M-1グランプリ2024」で、2連覇した令和ロマン以上に今回脚光を浴びているバッテリィズ。私もM-1でテレビ審査員でしたが、1本目の「偉人の名言」には最高点の95点をつけました。
2人は大阪NSC36期生。寺家くんは出席日数が足らずに未卒業のままでしたが、当時のオーディションに合格して卒業扱いとなり、吉本に所属しました。そして草野球チームでエースくんがピッチャー、寺家くんがキャッチャーという文字通りの「バッテリー」を組んでいたところ、お互いのコンビが解散したタイミングで「組んでみようか」という軽い気持ちでコンビを結成。それが花開いていくのですから、縁があった、コンビになるべくしてなったのだと思います。
NSC時代のエースくんは「元気でまっすぐな目をしている子」「素直そうな子」という印象で彼を自在に操ってくれる相方と巡り合えればおもしろい存在になるかもしれないという目で見ていました。一方の寺家くんは、出席日数も少ないので、ほとんど印象がありませんが、現在の冷静沈着で的確なツッコミが勢いのエースくんをより際立たせています。