中居氏問題の根底にある「旧ジャニーズ」の大きすぎる存在…フジは“パイプ役”藤島ジュリー景子氏と関係断絶できるのか

公開日: 更新日:

 そんなフジテレビとの「パイプ役」として名前が上がるジュリー氏とフジテレビの接点はどうなっているのか。フジテレビに出入りするマスコミ関係者はこう言う。

■性加害問題後もジャニーズの威光を笠に着ていた編成スタッフ

「中居さんに女性を紹介したと報じられた幹部社員は急な異動で人事局付になりましたが、旧ジャニーズ担当の編成スタッフは他にもいて、彼らはジャニーズの性加害問題があれだけ批判されて問題となった渦中の時も、どこ吹く風で社内を闊歩していました。

 旧ジャニーズ関連のレギュラー番組をフジも打ち切る中でも、企画会議などではジャニーズのタレントの名前を得意気に出しては『すぐに(出演オファーの)話できるよ』などとやっていた。こうした一般とはかけ離れたテレビマンの感覚は、ジャニーズのタレントが視聴率を持っていることに尽きるでしょうね。どんな騒ぎがあろうと、旧ジャニーズがいないと数字は取れないだろうとタカをくくっていたのではないでしょうか。

 実際、その後、フジは『Snow Man』などを再び重用し始めましたし、旧ジャニーズとのパイプを深めることはあっても、絶やすことはなかったと思います。そんなフジテレビスタッフが顔色を窺い続けているのがジュリー氏です。代表取締役社長のポジションから退き、ジャニーズの看板は降ろしたとしても、ジュリー氏がトップであることに変わりはない。反対に、フジテレビは『再生・改革プロジェクト本部』を立ち上げたとしても、旧ジャニーズとの関係を完全に断ち切るのは容易ではないはずです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  2. 2

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  3. 3

    「文春訂正」でフジテレビ大はしゃぎも…今田耕司、山里亮太、カンニング竹山ら“擁護”芸能人の行きつく先

  4. 4

    フジテレビ系の冬ドラマ「警察もの」2本はありえないお話しすぎてズッコケの連続

  5. 5

    《フジが反転攻勢》《どうする文春!》中居正広問題の文春記事訂正に大はしゃぎの違和感…“直取材”対象はどこにいる

  1. 6

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

  2. 7

    生島ヒロシが“一発アウト”なら「パーソナリティー一斉退場」の声も…“不適切画像”送信降板とTBSラジオの現状

  3. 8

    東野幸治とハライチが春の番組改編で大ピンチ…松本人志、中居正広のスキャンダルでトバッチリ

  4. 9

    キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

  5. 10

    極秘結婚の小島瑠璃子 略奪愛は打ち消されるも…思い出される「付き合う前にいたす」発言

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  2. 2

    小島瑠璃子の夫が急死…一体何が? 夫の事業は順調とは言い難く、高級マンションから何度も転居

  3. 3

    「文春訂正」でフジテレビ大はしゃぎも…今田耕司、山里亮太、カンニング竹山ら“擁護”芸能人の行きつく先

  4. 4

    極秘結婚の小島瑠璃子 略奪愛は打ち消されるも…思い出される「付き合う前にいたす」発言

  5. 5

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  1. 6

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  2. 7

    “ケンちゃんシリーズ”宮脇康之さん「5回死にかけた」現在と「ジャニー喜多川さんの性加害の被害に…」の過去

  3. 8

    元フジテレビ長谷川豊氏 “お台場のガーシー”編成幹部を告発で…復帰目前の松本人志がトバッチリ

  4. 9

    巨人捕手戦争の行方に異変あり…他球団スコアラー指摘「甲斐は絶対的な存在じゃない」「固定ならむしろラッキー」

  5. 10

    N国党党首・立花孝志の保身と押し付け…反発した者には常軌を逸する卑劣攻撃