松田元太「人事の人見」フジ火9枠で“お仕事ドラマ”の間の悪さ…セクハラ、パワハラをどう扱う?

公開日: 更新日:

 お仕事ドラマが避けて通れないこれらのネタをどう扱うのか、制作現場の腕の見せどころと言えるが、間が悪いと言えば悪すぎる。

 オフィスを舞台にしたコメディーといえば、最近では“見た目は有能、中身は無能”のヒロインが活躍する昨年の「無能の鷹」(テレビ朝日)は、《深く考えずに楽しめる》《クールな菜々緒さんの見た目とのギャップがよかった》など高い評価を受けたが、“見た目も中身も天然”が主人公の「人事の人見」は、フジで働く人々の癒やしにもなれるか。

「前クールの『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班』から続けて同枠に出演する新納(にいろ)慎也さんも見ものですよ。新納さんはBS松竹東急で4日にスタートしたオフィスコメディー『社畜人ヤブー』(金曜夜10時30分)でも主演しています。タイトル通り“社畜”キャラの新納さんと、『人事の人見』で“ごますり男”を演じる新納さんを見比べるのも、楽しみ方のひとつかも」(前出の亀井徳明氏)

 ただ、そのBS松竹東急は「社畜人ヤブー」の最終回を放送して間もなく、6月末でテレビ放送そのものを終了することが発表されている……。

  ◇  ◇  ◇

 Travis Japanが世界デビューを掴んだ「少年ジャンプ方式」とは……気になる人は下にある■関連記事【併せて読む】もぜひどうぞ!

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情