「ギルガメ」司会でも活躍 ものまねタレント岩本恭生は今
約24坪の店はカウンター8席に4人掛けボックス席3卓。6、7人座れる個室が1。椅子やカウンターはブラウン系に統一され、落ち着いた雰囲気だ。男性スタッフと2人で切り盛りしている。
「あくまでバーなので、ショータイムはありません。でも芸能関係の仕事がない限り、ほぼ毎日出勤してますよ」
と、そこへ30代後半ぐらいの常連さんが20代の男女7人を連れて来店。岩本さんは、いったん取材を中断して接客に。
そのグループの若い男女は初めてのようで、常連さんが「ガンちゃん(岩本さんのニックネーム)は以前、毎日のように東京のテレビ番組に出てたんだよ」と紹介するや、「へー、私、知らない」と、ひとりの女性がアッケラカンと返す。
だが、岩本さんは笑顔を崩さない。お客のイジリやツッコミに気さくに応対し、全く偉ぶったところがなかった。
「ものまねでブレークする前からバーのマスターでしたので、お客さんと話すのは大好きですよ。逆に元気をもらってるくらいです。アハハハ」