逮捕から23日ぶり保釈…ピエール瀧を待つ巨額賠償地獄
コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の罪で起訴されたピエール瀧被告(本名・瀧正則)(51)が4日、留置先の警視庁東京湾岸署から保釈された。瀧被告は3日に東京地裁に保釈を請求し、4日に認められていた。保釈金は400万円。
黒いスーツに白シャツのピエール瀧被告は同署前で、「このたびは私、ピエール瀧の反社会的行為により、多くのみなさまにご迷惑と心配をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした」と、集まった報道陣に30秒近く頭を下げ続けた。
所属事務所の「ソニー・ミュージックアーティスツ」は2日夜に瀧被告とのマネジメント契約解除を発表。逮捕から23日ぶりぶりに“シャバ”に出てきた瀧被告を待ち受けるものは何か――。
「東京湾岸署から保釈されたら、瀧被告の居場所を特定したいマスコミと瀧被告サイドで熾烈な取材合戦がことになるでしょう。パターンとしては酒井法子やASKAの保釈の時とほぼ一緒です。しばらくは“治療”などの名目でホテルや病院で安静にするはずです」(捜査事情通)
ASKAの保釈時は当時の妻が身元引受人になった。薬物依存症の治療のためには家族と仕事が何よりも大切とされる。瀧被告には妻と中学生の長女がいる。静岡県内の実家には80歳を過ぎた両親がいるが、瀧被告を支えるのは約17年間連れ添った妻になりそうだという。