俳優・高知東生が体現する更生と復活…覚せい剤と大麻で逮捕から7年、自伝小説を上梓
「一度の失敗で人生は決まらない」
そうSNSなどで訴え、注目を集めているのが俳優の高知東生(58)。覚醒剤と大麻所持容疑で逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けた2016年から7年。依存症予防イベントなどでの講演のほか、作家としても小説「土竜」が好評だという。
「横浜のラブホテルで逮捕されたとき、『来てくれて本当にありがとうございます』と麻取に頭を下げたと伝えられました。当時の妻であった女優の高島礼子が涙ながらに会見しその後、離婚。芸能界からも遠ざかりましたが、フリーとして活動を再開、後ろ暗い過去も包み隠さず話すことで、社会から踏み外した者や若い世代からも支持されているのです」(高知を知る女性誌ライター)
上梓した小説では侠客の父と、ネグレクトの果てに自死した母のあいだで葛藤し、喧嘩と女に明け暮れ、17歳の時に所持金6万円で上京。そして薬物に溺れて逮捕される男の半生などをつづる。