俳優・高知東生が体現する更生と復活…覚せい剤と大麻で逮捕から7年、自伝小説を上梓
かつての高知を知るある芸能プロデューサーはこう言う。
「よく出没していた六本木界隈では『丈二さん』と本名で呼ばれ、肩で風を切るような雰囲気をまとっていました。大手芸能プロに所属していた頃は仲良しの嶋大輔らと野球チームを持っていて、球場へベンツで乗りつけて目立っていました。面倒見は良く、草野球で知り合った人を事務所に紹介し、別の俳優の付き人になったりしていた。羽振りが良かった半面、事件で闇を抱えていたことがわかり、そうかと思うような部分もありました」
君子ならずとも人は豹変す。著書に「生き直す 私は一人ではない」とあるように、再起再生のシンボルにだってなれるのだと、今の高知はその身をもって証明しつつある。