食べた後すぐに眠るのはNG 心臓を守る「3つの食事法」
ドカ食いが糖尿病と肥満につながり、さらには心臓病を発症させやすくします。血糖値が高い状態が続くと、血管が傷められたり、血小板の働きや血液凝固因子に異常が起こるなどして動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞を引き起こすのです。食事は、ゆっくりよく噛んで食べることを意識しましょう。
■食べた後、すぐに眠らない
「食べた後、すぐに眠らない」ことも心臓を守るためには重要です。動脈硬化が進むと、血管はどんどん石灰化していきます。血管の石灰化によって最終的に影響を受けるのは冠動脈と大動脈弁で、心筋梗塞や大動脈弁狭窄症といった突然死する病気につながります。
近年、食生活の欧米化や高齢化が進んだ影響で高コレステロールの人が増えています。高コレステロールは石灰化の大きな要因ですから、それだけリスクを抱えた人が増えているということです。さらに最近は、高コレステロール体質で尿酸値が高い人は、血管の石灰化が早い段階で起こりやすいことがわかってきました。
尿酸値が高くなりやすい人は、遺伝的なものだけでなく、「食べてからすぐに寝る」タイプに多いことが知られています。つまり、高コレステロール体質の人が食事をしてすぐに眠るという行為は、血管をどんどん石灰化させ、一直線に突然死に向かっているということなのです。