食べた後すぐに眠るのはNG 心臓を守る「3つの食事法」
心臓病の発症には「食事」が大きく関わっているといえます。心臓病の代表的なリスク因子である「高血圧」「高血糖」「高コレステロール」は、いずれも普段の食習慣によって左右される場合が多いのです。
死因の第1位が心臓病である米国でも、心臓病や糖尿病といった心血管疾患による死因の約45%は、不適切な食事によるものだと報告されています。
ただ、長年の食習慣をガラリと変えるのはなかなか難しいという人がほとんどでしょう。そこで、心臓病を予防するために最低限これだけは実践しておくべき食事法を紹介しましょう。
■「ドカ食い」をしない
まずは「ドカ食い」をしないことを心がけてください。空腹時に一気にたくさん食べると、血糖値が急激に上がります。すると、血糖値を一定に保とうとして膵臓からはインスリンがたくさん分泌されます。この状態が続くと、インスリン抵抗性=インスリンが効かない状態ができてしまい、肥満と糖尿病というメタボリックシンドロームの2条件につながります。インスリンには栄養を蓄えるために中性脂肪を作ることを促す働きもあるので、肥満に傾きやすくなるからです。