【肌】紫外線の功罪…皮膚のダメージは60歳ごろから表れる

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 それでも、日焼け止めを使うのは面倒というなら、恥ずかしがらずにせめて日傘を使ってもらいたいという。日傘は直射日光の90~95%を遮断することができるので、紫外線だけでなく熱中症対策にもなる。しかし、これらの紫外線対策によって体内で産生されるビタミンDは不足しないのか。

「日焼けするほどの日光浴は、害にしかなりません。日本の緯度からすると、両手の甲くらいの面積が15分ほど日光に当たる程度、日陰なら30分くらい過ごす程度で、食品から平均的に取るビタミンDと合わせれば十分とされます。ビタミンDを多く含む食品は、魚類とキノコ類です」

 紫外線にさらされた肌にいい栄養素もある。皮膚に発生する活性酸素を除去する抗酸化ビタミンの「ビタミンC」だ。多く含む食品は、オレンジ、赤ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、菜の花、ゴーヤーなど。ビタミンCはコラーゲンの生成や維持にも必要になる。さらに、ビタミンEと一緒に取ることで抗酸化作用を高める効果がある。ビタミンEは、ひまわり油、ウナギ、モロヘイヤ、ツナ缶、アボカドなどに多く含まれる。

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