新型コロナ予防にカキと玉ネギ?医師注目のケルセチンとは

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染拡大はいつ鎮まるのか。とにかく今できる対策をやるしかない。そのひとつに、亜鉛が多く含まれるカキと玉ネギ成分のケルセチンの摂取を加えてはどうか? 

 有松医科歯科クリニック(金沢市)CEOの山嶋哲盛医師は、脳科学研究の第一人者。海外のアルツハイマー病ジャーナルの編集委員長をやっており、最新医学情報を常にチェックしている。

感染症は専門ではないものの、新型コロナの興味深い研究発表もあり、これらもチェックするようにしています」

 着目したのが、抗マラリア薬である塩酸クロロキンを用いた臨床試験だ。抗菌薬アジスロマイシンとともに投与すると、新型コロナの消失時間が早くなったという報告が出ている。有意差がなかったという報告も出ているものの、米国では3月28日、緊急使用許可(EUA)制度で臨床試験以外の使用を承認。EUA承認の新型コロナ治療薬としては4月6日時点で唯一、需要が急増している。

 また、欧州医薬品審査庁は4月1日、原則として臨床試験のみに使うことを承認した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇