著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

ブドウには脳機能低下の防止や集中力を高める効果がある

公開日: 更新日:

 ハーバード大学の実験でも投与量が多いほど効果も高いということが判明しています。ただし、実験で使った量を摂取するのは至難の業。疫学的研究をしている先生方によると、グラス1杯のワインで十分な効果が得られると報告しています。品種にもよりますが、デラウエアであれば約1房弱になるでしょう。

 動脈硬化脳梗塞を防ぐ抗酸化作用がある他、アレルギー予防、長寿遺伝子の活性化、時計遺伝子を動かす力があることがわかっています。

 そしてすべてのブドウに含まれるのが、脳のエネルギー源のひとつとなるブドウ糖です。すぐにエネルギーになってくれるので、脳の働きを活発にし、集中力を高める効果があります。どの栄養素も朝シャキッとしたいときにとりたいもの。ぜひ朝食のデザートにいかがでしょうか。

 ただし、レスベラトロールは皮に含まれているので苦手な方は冷凍したり、ジュースやレーズンでもOKです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」