著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

アボカドの高栄養価はギネスも認定 種には認知症予防効果も

公開日: 更新日:

 また、余分な塩分を排出してくれるカリウムも含むので、高血圧予防にも役立ちます。動脈硬化症などを予防するオレイン酸、葉酸。葉酸は、特に妊娠期の女性にも必要で、100グラム当たり84マイクログラム含まれます。1つ食べるだけでも成人1日必要摂取量200マイクログラム(妊婦400マイクログラム)に近い量を効率的に取れるのです。

 そんなアボカドですが実は種まで食べられることをご存じですか? アボカド1個でゴボウ1本分相当の食物繊維が含まれますが、その多くは種に含まれます。細かく切って炒るとナッツのようになるのでサラダやふりかけに。水(種1個:水1~1.2リットル)で煮出すと赤色のアボカド茶にもなります。近年、アルツハイマー病を進行させる原因酵素をアボカド葉と種子が阻害するという報告もあるので、捨てずに、ぜひ食べてみてくださいね。たくさんの食物繊維は夜がオススメです!

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る