筋トレ後30分以内に「牛乳」を飲むと筋肉量が効率良く増える

公開日: 更新日:

「細胞内のセストリン2というタンパク質がロイシンの濃度を感知すると、筋肉のシグナル経路mTORC1(エムトール)が活性化し、筋肉の合成が高まります」

 このロイシン、高齢者ほど意識して摂取したい。なぜなら、加齢でロイシンへの抵抗性が増すからだ。高齢者を2群に分け、必須アミノ酸だけを取った群と、必須アミノ酸の中でもロイシンの量を全体の40%まで引き上げて摂取した群とを比較した研究では、ロイシンが多い群の方が筋肉の合成速度が上がった。

 ロイシンは、牛乳やチーズなど乳製品に多く含まれている。

●高齢者は体重1キロ当たり1.2グラムのタンパク質摂取を目指す

 タンパク質の1日の摂取量は、体重1キロ当たり約1グラムが目安といわれる。しかし欧米では「高齢者はもっと取る必要あり」としており、体重1キロ当たり1~1.2グラムが高齢者の推奨量だ。体重50キロなら、タンパク質60グラムを目指したい。

●朝のタンパク質摂取量を増やす

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  3. 3

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  4. 4

    SixTONES新冠番組を潰しにかかるTBS日曜劇場の本気度 道枝駿佑、松本潤、目黒蓮が強力な"裏被り”連発

  5. 5

    長渕剛「理不尽と戦ってほしい」鹿児島の母校卒業生にエールも…元女優から新たな告発

  1. 6

    侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ

  2. 7

    「胎動」と「混迷」が交錯するシンドイ2年間

  3. 8

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  4. 9

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 10

    ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ