タバタトレーニング コロナ禍の活動量低下にわずか「4分間」で効果あり

公開日: 更新日:

 最大酸素摂取量170%という強度の運動を、スポーツ選手でない人間がこなすのは難しい。ましてや、運動経験が乏しい人ならなおさらだ。心掛けたいのは、「全力で」という点。4分間終わった後に「まだできそう」と感じるなら、それは強度が低い。

「運動後のきつさを『楽である』『ややきつい』『きつい』『かなりきつい』の4段階に分けた場合、『ややきつい』から『かなりきつい』くらいまでの間になっていれば、効果があります」

 最近の研究では、50代の運動経験がない男性がバーピージャンプという運動を20秒間に5回行う程度の強度でも、6週間後、持久力が向上したとの結果が出ている。

 タバタトレーニングでエビデンスがあるのは、あくまでも「持久力が上がる」という点だ。「痩せた」という声もネットに上がっているが、そのエビデンスはない。

「痩せたとするなら、持久力が上がり、活動量が増え、運動を長時間続けられるようになったからでしょう。ダイエット目的なら、ほかの運動を組み合わせてください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?