「睡眠時無呼吸症候群」重症と診断されCPAP治療を5年継続…50代記者の現在

公開日: 更新日:

■“二度寝”をしなくなった

 無呼吸がなくなって、最初に実感したのが「目覚めの良さ」だった。それまでは、朝いったん目覚めてから二度寝するのが習慣になっていた。しかし、CPAPを始めてからは、目覚めて二度寝しようと思っても、頭がスッキリしていて眠気がなく、眠れなくなった。

「それだけ、質の高い深い睡眠をとれているということです。CPAPは“相性”が合えば睡眠の質が劇的に改善されます。自分でもずっと使用していますが、初めて使った時は起床した時の爽快感に驚きました」(梶本院長)

 ほかにも効果を感じたのは「口呼吸をあまりしなくなった」ことだ。記者は幼少の頃から片方の鼻が詰まっていて、いつでも口呼吸だった。しかし、CPAPでは鼻を覆ったマスクから強制的に空気が送り込まれるので、口呼吸すると口から空気が抜けて呼吸がしづらくなる。つまり、就寝中はずっと口を閉じて鼻呼吸を続けることになる。

 そのため、目覚めたときに喉がカラカラに渇いていることがなくなった。また、口呼吸でなくても苦しさを感じないことに慣れ、日中も自然と口を閉じて鼻呼吸になっている時間が増えた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???