「ゆらぎ」で疲れない体を手に入れる…自律神経が整えられる

公開日: 更新日:

 疲労は、脳にある自律神経中枢が酷使されて大きな負荷がかかることで生じる。睡眠不足などで長く自律神経に負担がかかり続けると、生命活動をきちんと維持できなくなってしまうため、脳は「疲労感」を自覚させ、過剰な活動を抑えて自律神経の負担を減らそうとする。

「疲労を放置していると、不眠、めまい、抑うつ、消化器障害、食欲不振、頭痛、倦怠感、動悸など、心身のさまざまな不調を引き起こします。さらに悪化すると、自律神経系だけでは生命維持機能をコントロールすることができなくなって、それを補うために内分泌系や免疫系が稼働します。そうなるとインスリン抵抗性が高まったり、血圧が高くなったり、肥満を招き、糖尿病脂質異常症、高血圧、心血管疾患、がんといった命に関わる病気のリスクがアップします」

■仕事に飽きたらデスクから離れる

 そうした健康リスクを回避するためにも、しっかり対策を講じたい。日頃から“疲労しにくくなる”生活を心がけることが重要で、そのためにゆらぎを活用するといい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…