子供の顔を見ながら泣きました…お笑い芸人の植山由美子さん乳がんを語る

公開日: 更新日:

 精密検査の結果、「ステージ2b」と告げられ、治療は抗がん剤、手術、放射線の順になりました。現在は、その後のホルモン治療の段階です。

 2023年4月にがんが確定してから、私のがんのタイプを調べて、それに合う抗がん剤投与が5月からスタートしました。半年間を前半と後半に分けて、2種類の抗がん剤を投与しました。アレルギー反応などをみるために、各薬の初回だけ数日間の入院が必要でしたが、その後は3週間に1回の通院で、1回2時間の点滴投与です。

 副作用はむちゃくちゃしんどかったんですけど、当初の抗がん剤のイメージは、もっと吐くし、もっと寝込んで、どうしようもなくなると思っていたので、想像ほどではなかった印象です。そうはいっても、全身がしびれるし、関節痛だし、口の中は常に苦くて、何を食べてもおいしくない。今思うと、やっぱりかなりしんどかったです。ただ、最近は副作用を予防する薬が開発されていて、先に点滴されるから昔ほどではないのだと思います。

 発覚時に2.5センチあったがんを抗がん剤で小さくして、手術で部分切除し、12月は丸々休んで、翌年1月から1カ月間放射線治療を行いました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???