子供の顔を見ながら泣きました…お笑い芸人の植山由美子さん乳がんを語る
精密検査の結果、「ステージ2b」と告げられ、治療は抗がん剤、手術、放射線の順になりました。現在は、その後のホルモン治療の段階です。
2023年4月にがんが確定してから、私のがんのタイプを調べて、それに合う抗がん剤投与が5月からスタートしました。半年間を前半と後半に分けて、2種類の抗がん剤を投与しました。アレルギー反応などをみるために、各薬の初回だけ数日間の入院が必要でしたが、その後は3週間に1回の通院で、1回2時間の点滴投与です。
副作用はむちゃくちゃしんどかったんですけど、当初の抗がん剤のイメージは、もっと吐くし、もっと寝込んで、どうしようもなくなると思っていたので、想像ほどではなかった印象です。そうはいっても、全身がしびれるし、関節痛だし、口の中は常に苦くて、何を食べてもおいしくない。今思うと、やっぱりかなりしんどかったです。ただ、最近は副作用を予防する薬が開発されていて、先に点滴されるから昔ほどではないのだと思います。
発覚時に2.5センチあったがんを抗がん剤で小さくして、手術で部分切除し、12月は丸々休んで、翌年1月から1カ月間放射線治療を行いました。