安倍派「5人衆」幹部辞任検討でも世間は納得せず!「刷新」の意味を辞書で調べたら…
《能登半島地震で崩れた家以上に建て(立て)直しは不可能》《責任の取り方としておかしいのではないか》──。自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の幹部が派閥を立て直すために執行部の役職を辞任する方針、などと報じられ、ネット上で怒りと呆れる声が飛び交っている。
派閥の役職を辞するとみられているのは、西村康稔前経済産業相(61)、萩生田光一前党政調会長(60)、松野博一前官房長官(61)、世耕弘成前党参院幹事長(61)、高木毅前党国対委員長(67)の「5人衆」と呼ばれる幹部ら。いずれも裏金事件の発覚後、閣僚や党幹部を辞任し、東京地検特捜部から任意聴取を受けていた。
「5人衆」らは派閥座長の塩谷立元文部科学相(73)と会談。幹部人事を刷新し、新たな組織体制を構築するための話し合いが行われたという。19日に党本部で議員総会を開き、塩谷座長が今後の派閥の在り方や方向性について説明するとみられる。
■「弊害を除き去って全く新しいものにすること」