マック&コーラが伝説的CM曲でコラボし話題…「懐かしさ」が秘める絶大販促効果を識者が解説
■コカ・コーラのCMは「隠れた超人気コンテンツです」
「商品や演者が違っていても、CMに“懐かしさ”があれば販促効果はあると思います」と言うのは、放送コラムニストの高堀冬彦氏だ。
高堀氏は過去のCMと類似する演出があれば、「親子の会話の理由になります」と指摘。併せて、今回のマクドナルドのCMについては、「マックとは縁が薄くなってしまいがちな大人の関心を引けますから」と利点を強調する。1980年代後半のコカ・コーラのCMについても、「隠れた超人気コンテンツです」と、その存在は大きいと説明する。
「モデルの松本孝美さんらが、コカ・コーラのCMからスターになりました。都会編や地方編などがあるのですが、とにかくみんな明るかった。先行きの心配など誰一人としてしていない時代ですから。マックとしては、バブルの回帰など望んでいないでしょうが、明るく前向きな気分を取り戻してほしいのではないでしょうか。それにしてもこのCMに目を付けたのは凄いです」
■「むしろ20年くらい時間が経ったほうが、懐かしくなっていいみたいです」