大坂なおみツアー離脱ウラに「世界一稼ぐ女子アスリート」の看板…TV鑑賞でも勝手にお金が振り込まれる

公開日: 更新日:

 ボヤキはもっともだ。女子テニス大坂なおみ(23=世界ランク8位)が、パリバ・オープン(10月6日開幕)を欠場する。22日に主催者が発表した。

 大坂は、12日に閉幕した全米オープン3回戦で敗退後、「少しツアーを離れる」と言った。

 伏線になったのは5月の全仏オープンだ。大会前、選手のメンタル面が軽視されていると訴え、自身のSNSで記者会見には出席しないと述べ、1回戦の勝利後の会見を拒否。主催者から1万5000ドル(約164万円)の罰金を科せられた。するとツイッターで、2018年の全米オープン以降、長い間うつに悩まされてきた事実を告白。2回戦を棄権した。

 この件に関しては、多くの選手が大坂に同情したが、戦列を離れることについては、こんな声もある。

 あるツアー関係者がこう語る。

「ナオミは、優勝した昨年のUSオープンのときは黒いマスクで人種差別反対運動の姿勢を見せ、世界中から支持された。でも、メンタルヘルスの問題で記者会見を拒否することには異論を唱える選手もいます。ある選手は『会見に応じるのはプロの仕事』であり、しばらくツアーを離れることも『多くの問題を抱えている選手は世界中にいるが、支えてくれるスポンサーや自身の生活のために戦っている。ナオミの心の問題は理解できるが、トッププロなのにツアーに出ないと言えるのは、莫大な収入があればこそ。自宅でテレビを見ていても勝手にお金が振り込まれるわけですから』と、いうわけです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由