心臓病
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国産も登場したロボット手術 さらに広まるためには課題がある
「手術支援ロボット」が日本でも広まっています。1999年に発売された米国メーカーの「ダヴィンチ」に続き、2020年8月には国産初となる「hinotori(ヒノトリ)」が製造販売承認されました。現在、ダヴィンチは全国で450台以上、ヒノ...
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米国で心不全の治療に推奨された糖尿病治療薬の期待と課題
米国心臓病学会、米国心臓協会、米国心不全学会が共同で編集した「心不全診療ガイドライン2022年版」が発表され、心不全の薬物治療で「SGLT2阻害薬」の使用が新たに「推奨」として加えられました。 SGLT2阻害薬は糖尿病治療薬...
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人工心臓は莫大な費用がかかる 再生医療の進化に期待したい
超小型ポンプを内蔵したカテーテル装置を心臓の左心室内に留置し、心臓のポンプ機能を補助して血流を維持する新しい補助人工心臓について、前回お話ししました。 人工心臓はいまも進化を続けていて、さらなる小型化が実現すれば、心臓が全身...
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カテーテルによる補助人工心臓はさらに進化する可能性もある
去る4月、日本で承認されたばかりの補助人工心臓を使った心臓手術が大阪警察病院で実施されました。「IMPELLA(インペラ)」と呼ばれるデバイスの新モデルで、超小型ポンプを内蔵したカテーテル装置を心臓の左心室内に留置し、心臓のポンプ機...
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心臓にトラブルがある人はマスクによる低酸素に注意する
ゴールデンウイークが終わり、新型コロナウイルスの感染が再び増加傾向に転じています。オミクロン株は95%近くが無症状だという海外の報告もありますが、何より感染しないことが重要です。感染対策のためにマスクを外せる日は、まだ先になりそうで...
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新型コロナの後遺症で心臓血管疾患のリスクが大きく上がる
新型コロナウイルスの新規感染者は減少傾向にありますが、まだまだ気は抜けません。一部の地域では第6波のピークを上回っていますし、大型連休を迎えるなど人流が増えることで、感染のリバウンドも予想されます。 現在、感染の中心になって...
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ドナー不足解消の手段として「異種移植」は大いに期待されている
前回、末期の心臓疾患で治療の手だてがなかった57歳の男性にブタの心臓を移植した、米国での「異種移植」についてお話ししました。人体で拒否反応が起こらないよう遺伝子操作して作られたブタの心臓が使われた手術でしたが、残念ながら術後2カ月で...
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自覚症状がない患者に納得して治療を受けてもらうために必要なこと
病気で治療を受けている患者さんは、さまざまな不安を抱えています。心臓手術を受ける患者さんも、当然ながら不安でいっぱいでしょう。 たとえば、手術のために必要な全身麻酔は不安材料のひとつといえます。 私は昨年11月、魚類...
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脈の乱れは「心房細動」のサイン 知っておきたい5つのリスク
3月9~15日は、心房細動週間だった。推定患者数100万人超の心房細動は不整脈の一種だが、症状や対策を知らない人が多いのでは? 京都府立医科大学循環器内科学不整脈先進医療学講座の妹尾恵太郎講師に心房細動について聞いた。 不整...
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「胎児」の心臓手術は医師も機材も高い技術が必要になる
2021年7月、母親のお腹の中にいる赤ちゃんの心臓手術が国内で初めて行われ、無事に成功したことが同12月に発表されました。 臨床試験としてこの手術を実施した国立成育医療研究センターによると、赤ちゃんは重症の「大動脈弁狭窄症」...
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アスリートのドーピングで使われる心臓治療薬はいくつもある
3月4日に北京冬季パラリンピックが開幕し熱戦が繰り広げられていますが、先に閉幕した北京冬季五輪では、女子フィギュアスケートのカミラ・ワリエワ選手(ROC=ロシア・オリンピック委員会)のドーピング違反が騒動になりました。 ワリ...
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パンダの心臓治療では人間と同じ処置が行われている
2021年春、神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」(26歳・メス)が心臓疾患疑いで治療を続けていることが公表されました。一時は観覧が中止されていましたが、現在は条件付きで再開されているとのことです。 報道による...
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スポーツをしている人は「二尖弁」かどうかを確認しておきたい
サッカー選手をはじめ、アスリートが若くして心臓トラブルに見舞われ、中には突然死につながるケースがある。その原因のひとつとして「冠動脈起始異常」が考えられると前回お話ししました。 冠動脈起始異常というのは、心臓に栄養や酸素を送...
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サッカー選手に相次ぐ心臓トラブルの一因は「冠動脈起始異常」の可能性
昨年11月、Jリーグの湘南ベルマーレに所属していたブラジル人MFのオリベイラ選手が、23歳の若さで「うっ血性心不全」により急逝したことが公表され、ファンを驚かせました。うっ血性心不全は、心臓のポンプ機能が急激に弱くなり、全身に血液を...
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1週間の入院生活で感じた「感染対策」と「病院食」の重要性
前回、昨年11月初旬に小腸閉塞を起こして1週間ほど入院した時の体験談をお話ししました。その際、2000年代に入って発展した小腸内視鏡検査とカプセル内視鏡検査を受け、身をもって医療の進歩を感じることができました。 ほかにも、入...
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小腸閉塞で入院 最新の内視鏡検査を体験し身をもって進歩を感じた
昨年の11月初旬、小腸閉塞を起こして1週間ほど入院を経験しました。医師から患者の立場になり、あらためて気づかされることがいくつもありました。 事の起こりは、腹部の違和感でした。朝、コンビニエンスストアで購入したサラダを食べた...
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大掛かりな手術か低侵襲か…どちらかしかできない医師が増えている
前回、心臓の「肉腫」の手術についてお話ししました。悪性腫瘍である肉腫はいわば心臓にできるがんで、できる限り予後を良好にするためには心臓や血管にできた腫瘍を手術ですべて取り切ることが重要です。もしも取り残してしまうと、早期に再発・転移...
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「肉腫」の手術は腫瘍を残らず切除して心臓を“再建”する
画像診断の進歩もあって、「肉腫」の患者さんの手術対応が増えていると前回お話ししました。 悪性腫瘍である肉腫はいわば心臓にできるがんで、生命予後が悪い病気です。それが、進化した心臓エコーなどの画像診断により、状態が悪化して移動...
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画像診断の進歩で「肉腫」の治療にあたる機会が増えている
近年、心臓にできる悪性腫瘍である「肉腫」の患者さんを診る機会がじわじわと増えています。以前は数年で1人いるかいないか程度でしたが、最近は年間で数人の患者さんが当院を訪れ、必要な手術対応を行っています。 そもそも、心臓にできる...
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高齢でもLDLコレステロールを下げると心血管病を防げる コロナ禍で改めて注目
長期にわたるコロナ禍で、生活習慣病の管理があらためて注目されている。高血圧、高血糖、高コレステロールといった生活習慣病を抱えていると重症化しやすくなるうえ、日頃の活動量が低下していることでそれらの管理がおろそかになり、心血管疾患の発...
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冬の脱水を防ぐ水分摂取は「出た分を補充する」を心がける
前回、空気が乾燥している冬は「脱水」を起こしやすいので要注意というお話をしました。脱水状態になると、血液の量が減るうえに粘度も上がり、血液が流れにくくなります。心臓は、そんな血液を体全体に送るために心拍数を増やすので、負担が増大する...
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心臓トラブルがある人、高齢者、お酒好きは「脱水」に注意
空気が乾燥している冬は「脱水」を起こしやすい季節です。前回もお話ししましたが、脱水は心臓にとって大敵です。 脱水状態になると、血液の量が減って、粘度も上がります。1回に送り出す量が減り、流れにくい血液を体全体に送らなければな...
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冬のトイレは血圧を急激に変動させる条件が揃っている
寒い冬はトイレに用心してください。温度など環境の変化によって血圧が急激に上下動することで「ヒートショック」を起こし、心筋梗塞、大動脈解離、不整脈、脳卒中といった心臓血管疾患を引き起こす危険があります。心臓にトラブルを抱えている人、高...
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心臓にトラブルを抱えている人にサウナはおすすめできない
前回まで、入浴と心臓の関係についてお話ししてきました。降圧剤を飲んでいる人、“隠れ弁膜症”の高齢者、貧血がある人はヒートショックに注意が必要です。ただ、入浴は心臓にとってプラスに作用するので、入浴をうまく利用することが大切です。前回...
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肥満を防いで「見た目」が若くなれば健康寿命が延びる
これまでも何度かお話ししましたが、「見た目=外見」が年齢より若く見える高齢者は、健康的に人生を全うできるケースが多いと感じています。科学的にたしかな根拠があるわけではありませんが、これまで多くの患者さんと接してきた経験から、そんな印...
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座りっぱなしは「心臓病」「糖尿病」「がん」のリスクを高める
全都道府県で、緊急事態宣言が解除されました。再び宣言が発令される可能性もなきにしもあらずでしょうが、ひとまずは、だんだんと人流が活発化していくことが予想されます。今まで家の中で多くの時間を過ごしていた人も、旅行や買い物などを楽しめる...
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ロボット心臓手術は何が凄い? 体だけでなくフトコロにも優しい
かつては命がけだった心臓病の手術も医療や手術技術の進展で格段に安全になってきた。しかし、せっかく技術的には助けられるようになったにもかかわらず患者に体力がなかったり、手術跡を気にして手術をためらい、手術のタイミングを逃してしまうケー...
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なぜいま心臓病の検査が必要なのか? 早期発見・治療の重要性
せっかく緊急事態宣言・まん延防止措置法等が解除されたのに病院で検診なんてまっぴら。そんな時間があれば久しく会っていなかった家族や仲間との時間を持ちたい。そんな中高年も多いだろう。しかし、この先、健康で楽しい時間を過ごしたければ心臓検...
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「脂質=油」はわれわれの心臓に大きな影響を与える
前回、日本人の心臓に問題を引き起こす最大の要因になっている「高血圧」についてお話ししました。もちろん、心臓トラブルに関係しているのは血圧だけではなく、近年、注目されているのが「脂質=油」です。 脂質は大きく「飽和脂肪酸」と「...
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心臓とがんの治療を受けるなら連携体制が整っている病院を選ぶ
前回、がん治療の進化に伴って心臓に障害が起こるケースが増えていることについてお話ししました。高齢化が進む日本では、今後、がんと心臓疾患の治療を並行して行う患者さんがますます増えるのは間違いありません。 ですから、患者さんが納...