照ノ富士
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照ノ富士がついに休場…コロナ感染でヒザへの負担減と引き換えに失った「10日間」
春場所6日目の18日、横綱照ノ富士(30)は日本相撲協会に休場を届け出た。5日目の17日には玉鷲に完敗し2敗目。立ち合いから突き押しで攻められると、なす術なく後退。反撃する余裕もなく、押し倒しで土俵下に転げ落ちた。あまりに一方的な敗...
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横綱・照ノ富士が2日目初黒星で試練…迫る苦手相撲の猛攻重圧とよぎる先場所の悪夢
「鬼門」がひとつだけとは限らない。 2日目(14日)にして早くも土がついた横綱照ノ富士(30)。大栄翔(28)に押しまくられ、体を横向きにされて送り出された。土俵の最高位にとって、屈辱の負け方だろう。大栄翔には7勝4敗と勝ち越...
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横綱・照ノ富士vs関脇・御嶽海 一騎打ちの初場所賜杯争いで有利なのはどっち?
一騎打ちの様相を呈してきた。 21日、2敗同士の関脇御嶽海(29)と阿炎(27)が激突。立ち合いのもろ手突きで相手の動きを止め、怒涛の突っ張りを浴びせようとした阿炎に対し、御嶽海は止まることなく前進。たまらず引いた阿炎を御嶽...
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横綱・照ノ富士が痛恨の2敗目…賜杯への欲と焦りで小結明生に敗れる
横綱といえども人の子──ということだ。 20日、横綱照ノ富士(30)が小結明生に敗れ、2敗目。1敗で並走していた御嶽海は阿武咲に敗れ、阿炎は2敗をキープ。3力士が2敗で争う展開となった。 それにしても珍しかったのが、...
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関脇・御嶽海が無傷8連勝で給金 大関ダメダメの初場所は“狼少年”に期待するしかないのか
期待していいものなのか。本当に期待するしかないのか。 横綱照ノ富士(30)が関脇御嶽海(29)を星の差1つで追う大相撲。16日は御嶽海が初日から8連勝でストレート給金を決めれば、横綱も結びで圧勝。差が縮まることも広がることも...
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照ノ富士が金星配給…玉鷲にノド輪で体起こされ、昨年9月場所の“デジャビュ”
快進撃を止めたのは、やはり押し相撲だった。 横綱照ノ富士(30)が14日、モンゴルの先輩・玉鷲(37)に金星を配給した。立ち合いで左まわしを狙うも、怒涛の突き押しに防戦一方。ノド輪で体を起こされ、前のめりになったところを突き...
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照ノ富士また苦戦も冷静対処で連勝 攻められた際の対応力も格段進化!
「おっつけられるとすぐに差し手を抜いて抱え込める」 解説を務めた元横綱稀勢の里の二所ノ関親方も、こう言って舌を巻いた。 横綱照ノ富士(30)が初日から2連勝。10日は若隆景に腕をたぐられるも、冷静に対処して小手投げで仕...
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“ダメ大関”正代は初場所で奮起できるか…照ノ富士を昨年同場所で何度も追い詰める
誰が横綱の一人旅を止めるのか。 7日、大相撲1月場所(9日初日)の取組編成会議が行われ、横綱照ノ富士(30)は初日に大栄翔(28)、2日目は若隆景(27)と戦うことになった。 この一人横綱は先場所で通算6度目の優勝。...
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どん底からの大復活! 横綱・照ノ富士直撃インタビュー「みんなに認められて初めて『横綱』に」
2021年は賜杯を掴むこと4度、77勝(13敗)で年間最多勝にも輝いた。一時は大関から序二段にまで転落しながら、不屈の闘志で大復活。波瀾万丈の土俵人生を送る横綱照ノ富士(30)が語る、理想の相撲、そして横綱としての姿とは──。 ...
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照ノ富士1強に“待った”かけたい貴景勝 千秋楽横綱戦を「理想の相撲」と言われた屈辱がバネ
「勝ち癖がついているのかと思った」 大胆不敵にもそう言ったのが、横綱照ノ富士(30)だ。 29日の優勝一夜明け会見。晴れ晴れとした表情で全勝優勝について語り、「これまではガムシャラだったけど、今は立場的な責任も感じるよ...
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照ノ富士が初の全勝V!「1強時代」到来は相撲界にとって吉か凶か
強すぎることがアダとならなければいいが。 28日の千秋楽で大関貴景勝を下し、自身初の全勝優勝を果たした横綱照ノ富士(30)は今回が通算6回目のV。大鵬以来、59年ぶりとなる史上5人目の新横綱からの2連覇という偉業も達成した。...
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照ノ富士は全勝Vなら2300万円がっぽり…あの白鵬も苦悩した「一人横綱」の“重圧報酬”か
苦労に見合った見返りならいいのだが……。 初日から全勝街道まっしぐらの横綱照ノ富士(29)。24日も逸ノ城に反撃の隙を与えずにじっくりと料理し、唯一負けなしの11勝だ。 先場所後に白鵬(現間垣親方)が引退し、今場所は...
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不動の横綱・照ノ富士を脅かすのは「技よりパワー」 大栄翔の強烈な押し相撲に大苦戦
192センチ、184キロ。この巨漢の横綱照ノ富士(29)を倒すにはどうすればいいか? そのヒントを提示したのが、大栄翔(28)だ。 15日は結びの一番で横綱と対戦。立ち合いから押し相撲で圧倒し、一時は横綱がつま先立ちで徳俵に...
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横綱・照ノ富士が大鵬以来の「横綱昇進→2場所連続V」へ好発進! “技”で霧馬山を撃破
「力」で動かし、「技」で仕留めた。 14日に初日を迎えた11月場所。横綱照ノ富士(29)は同じモンゴル出身の後輩、霧馬山を撃破して白星発進を決めた。 得意の右差し左上手には持ち込めなかったものの、強引な左下手投げで霧馬...
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一人横綱・照ノ富士に“白鵬化”の恐れなし!「太く短く」を明言、親方も「細く長く」許さず
単身、土俵を背負うことになった。14日初日の大相撲11月場所。番付にただ一人、「横綱」として記載されたのが照ノ富士(29)だ。 9月場所後に横綱白鵬(36=現間垣親方)が引退。最高位が2人以上いれば責任も分散されるだけに、こ...
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照ノ富士が史上9人目の新横綱V!「対応力」を支えた伊勢ケ浜部屋の稽古環境
新横綱として最高の一歩を踏み出した。 横綱照ノ富士(29)が26日、13勝2敗で自身5度目の賜杯を手にした。3敗で横綱を追う妙義龍が明生に敗北。この時点で土俵下に控えていた照ノ富士の優勝が決定し、結びでも大関正代を難なく退け...
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新横綱・照ノ富士が痛恨の2敗目…「長い相撲」が爆弾抱えるヒザにダメージ
15日間は、長い。 23日、横綱照ノ富士(29)が2つ目の黒星を喫した。立ち合いで明生に押されて深い右下手を許すと、腰高の体勢に。小手投げで振るも通用せず、下手投げで敗れた。 「明生は左四つの力士。照ノ富士も左差し、あ...
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照ノ富士もビックリ! 業師・宇良が初の結びで見せた「執念のブリッジ」
何という勝負根性か。 平幕の宇良(29)が21日、自身初の結びの一番で魅せた。 相手は横綱照ノ富士。立ち合いから低い姿勢で攻めるも、そこは動じない横綱。宇良は右腕をアームロックばりにきめられながら半身の状態で肩透かし...
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照ノ富士が大栄翔に初金星献上も「有意義な1敗」 “王道相撲”が土俵レベルを引き上げる
無念の初金星献上となってしまった。 新横綱・照ノ富士(29)が20日、大栄翔に敗れ今場所初黒星。立ち合いから右のおっつけで左のまわしを取らせてもらえず、突き押しに苦戦。前に前に突き進む平幕を止められず、寄り切られた。 ...
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照ノ富士ただひとり全勝キープも…新横綱&白鵬休場で“爆弾”の両膝にさらなる重圧
「落ち着いていこうと思っていた。これからも一日一番、集中してやっていくだけ」 17日、相撲巧者の若隆景(26)をきめ出しで下した横綱照ノ富士(29)は、この日の取組を淡々と振り返った。ここまで無敗だった千代の国が敗れたため、幕...
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照ノ富士が霧馬山の工夫を粉砕! 最大の武器はモンゴル力士らしからぬ「鋼のメンタル」
まさに「動かざること山の如し」である。 初日から5連勝と快進撃を続ける横綱照ノ富士(29)。16日もモンゴルの後輩、霧馬山の挑戦を退けた。 照ノ富士の得意の型は右差し左上手。当然、対戦相手は横綱にこの体勢をつくらせま...
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新横綱・照ノ富士は両ヒザに“爆弾”抱えるも…綱を「細く長く」張り続けなければいけない事情
「怖いのは突発的なケガだけです」とはある親方。 14日も隆の勝を下し、初日から3連勝の新横綱照ノ富士(29)に関し、「知っての通り、照ノ富士は両ヒザに爆弾を抱えている。前に出て攻めているぶんにはいいんです。相手に押されて後退、...
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新横綱・照ノ富士が“英雄・朝青龍の甥っ子”豊昇龍に見せつけた力量差
いずれこの2人が賜杯を争うことになるのか。 13日、新横綱照ノ富士(29)は朝青龍の甥っ子、豊昇龍(22)と対戦。立ち合いで当たってから右に動いた若手にも慌てず、左上手を取ってからの寄り倒し。自身の大先輩にしてモンゴルの英雄...
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大関が“初日から全コケ”は今や日常茶飯事 新横綱でV狙う照ノ富士も安堵
今や大関が初日から揃ってコケるのは波乱でも何でもない。9月場所もそんな当たり前の展開で幕を開けた。 12日の初日、正代(29)は新進気鋭の豊昇龍と対戦。元横綱朝青龍の甥っ子を、立ち合いから一気に土俵際まで追い込んだ。 ...
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照ノ富士を苦しめる「3つの重圧」…9月場所V候補筆頭も新横綱での優勝は過去4人のみ
新横綱照ノ富士(29)の晴れ舞台となる9月場所。初日は逸ノ城、2日目は元横綱朝青龍の甥である豊昇龍と対戦する。実力を考えればV候補の筆頭だが、新横綱で優勝した力士は過去4人しかいない。 大相撲が年6場所制になった1958年以...
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新横綱・照ノ富士が奉納土俵入り「不知火型=短命」の迷信を払拭する根拠
どれだけ長く綱を張れるのか。 24日、明治神宮で奉納土俵入りを行った照ノ富士(29)。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)から伝授された不知火型を披露した。 昨年7月場所から3度賜杯を掴み、先場所も14勝1敗で優勝次点...
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横綱・白鵬のえげつないエルボー攻撃に面識あるプロレスラーもV祝福しつつ複雑なツイート
“横綱相撲”にほど遠いとはこのことだろう。以前から、取り組みや振る舞いに品格がないと批判を浴びていた横綱・白鵬(36)がまたやらかした。 18日、大相撲名古屋場所千秋楽で大関・照ノ富士(29)との全勝対決を制し、7場所ぶり4...
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白鵬45回目Vで現役続行示唆も品格ゼロ! 相撲協会激怒で親方株「継承不認可」が急浮上
まるで他の格闘技から技を引っ張ってきたかのような内容だった。 横綱白鵬(36)が史上最多の45回目の優勝。千秋楽は綱とりをほぼ確定させた大関照ノ富士と全勝同士の相星決戦となった。 ■仁王立ちでバチバチ 2017...
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衰え顕著な横綱・白鵬にさっさと引導を渡せない角界のお寒い現状
経験値と技術の差をこれでもかと見せつけた。 横綱白鵬(36)が5日、遠藤と対戦。初日は明生に苦戦し、八角理事長(元横綱北勝海)も「重さが違う」と話していた。以前の白鵬なら組んだだけで相手を動けなくしていたが、現在はそうではな...
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横綱白鵬「最後の土俵」か照ノ富士「綱とり」か…名古屋場所はモンゴル人力士“世代闘争”最終決戦
これが最後の土俵となりそうだ。 4日初日の大相撲7月場所。今年3月場所以来の出場となるのが横綱白鵬(36)だ。1日には師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が「出ますよ」と明言。3月にメスを入れた右ヒザについても「本人は『痛みはな...