プロ野球
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侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ
5、6日にオランダと強化試合を戦う侍ジャパンが4日、大阪・舞洲の室内練習場で、前日練習を行った。 今回は28人中20人が初選出となるフレッシュなメンバー構成。井端弘和監督(49)はこの日、「1年後にはWBCがあるが、この3月...
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楽天ドラ1宗山塁のレギュラー定着「まずは守備」のウソ OP戦含む対外試合で打率.350と絶好調
また、打った。 楽天のドラフト1位新人・宗山塁(22=明大)が4日のオリックス戦で6打数2安打3打点。五回に通算249セーブの平野のツーシームを右前にはじき返すと、六回には昨季2勝の斎藤の145キロを叩いて右中間をライナーで...
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【ヤクルト】野手陣に不安があるいま、頼みは奥川恭伸の復活と変幻スライダーの新星左腕
昨季のチーム防御率3.64はリーグワースト。投手陣の立て直しが急務の中、頼りは昨季3勝2敗に終わった奥川恭伸(23)である。 キャンプ中の2月18日の登板を下半身のコンディション不良を理由に回避。キャンプは別メニュー調整が続...
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オンカジ騒動でまたも露呈したNPBの「丸投げ体質」…再発防止の具体的な提言いまだナシ
相変わらず……と思った向きは多いだろう。 3日のNPBと12球団による実行委員会。球界がオンラインカジノ騒動に揺れる中、NPBの中村事務局長によれば、会の冒頭、榊原コミッショナーがこの件に関し、「問題解決に向かう道筋を球界全...
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バウアー復帰「フル稼働宣言」でDeNAに大きなしわ寄せ懸念…「沢村賞取りたい」と意気込みも
27年ぶりリーグ優勝への切り札になれるのか。 3日、DeNAに2季ぶりに復帰したバウアー(34)が入団会見。年俸9億円規模(出来高込み)の単年契約を結んだ右腕は、2020年にメジャーでサイ・ヤング賞を受賞していることもあり、...
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ソフトBの正捕手育成計画いよいよ大詰め 小久保監督は投手による「指名制」を打ち出し
ソフトバンクの捕手育成が第2フェーズに移行した。 2日のロッテとの練習試合では海野隆司(27)がスタメンマスクをかぶり、五回に代打出場した渡辺陸(24)が2番手を務めた。2人のリードもあってか、この日は9-0と無失点での圧勝...
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【阪神】投手陣は充実も、決め手欠く正捕手争い…梅野隆太郎は肩が衰えているように見えた
阪神の宜野座キャンプは2月28日に最終日を迎えた。投手出身の藤川球児監督が就任し、どんな野球をやるのか、注目される。 開幕投手は村上に決まった。キャンプで投手コーチが「遅れている」と心配していた才木は、2カード目の初戦の先発...
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巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘
「しっかり相手を押し込めていた」 移籍後初の本拠地・東京ドームでの登板を終えると、本人はそう手応えを口にした。 2日のヤクルト戦に先発した巨人の田中将大(36)。2回2安打無失点の内容に、「インパクトの瞬間、打者がここ...
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ソフトB小久保監督が直面する問題…優勝候補筆頭でも、不安がないわけではない
昨季のソフトバンクは確かに強かった。 日本シリーズこそDeNAに敗れたとはいえ、レギュラーシーズンは2位の日本ハムに13.5ゲームもの大差をつけての独走V。先日、キャンプを見てきたが、レギュラー陣の顔ぶれは巨人と並んでずぬけ...
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オンラインカジノ騒動…NPBと12球団が恐れる悪徳業者の「顧客リスト」流出
プロ野球のオンラインカジノ問題は2月28日時点で、オリックスの山岡泰輔を含め、8球団15人の利用者が自主申告している。実名公表は山岡のみ。他の14人は所属球団、名前は非公表。NPBは、処分は球団に一任するとしているが、広島の鈴木球団...
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西武・鳥越裕介ヘッドコーチ「厳しく指導?僕は基本、怒らないんですよ。ただ…」
昨季、チーム打率.212で最下位に沈んだ西武が招聘した鳥越裕介ヘッドコーチ。ソフトバンクやロッテのコーチ時代は「鬼軍曹」と呼ばれていたが、若手中心の西武ではどのような指導をしているのか。 ◇ ◇ ◇ ──昨季の...
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先日亡くなった吉田義男監督時代の1991年、僕が阪神を逆指名した理由
新人時代の吉田義男監督が、後に解説者に転身した時のことだ。僕が野村克也監督とソリが合わず、苦しんでいる姿を見て、よく甲子園に励ましに来てくれた。その時、吉田さんはこう話していた。 「野村は『このチームはだからダメなんや』とばか...
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球団名も氏名も非公表で関与選手の処分はどうなるのか…透けて見える「幕引き」の狙い
中村事務局長は14人の処分について「契約当事者の各球団が、まずは第一にやらなければいけない」と各球団に委ねる考えを示した。 球団名も氏名も非公表としたが、それなら関与選手の処分はどうなるのか。逃げ切る球団も出てくるのではない...
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「野球賭博はいなかった」は信じていいのか…バカ正直に名乗り出るわけがない
オンラインカジノの利用を自主申告した7球団14人の中に、野球協約第180条に抵触する行為はなかった、とNPBは説明した。 野球賭博などを禁止する180条に違反した場合、【1年以上5年未満の失格処分、または無期限の失格処分】と...
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自主申告「7球団14人」の信憑性…《実は結構、お手軽な調査でした》と関係者
多いのか、少ないのか。 日本野球機構(NPB)は昨27日、12球団を対象としたオンラインカジノの利用についての報告を公表。12球団の所属選手、監督、コーチ、スタッフなどの球団関係者から自主申告があったのは「7球団14人」。球...
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選手が逮捕される可能性は?弁護士が徹底解説「金額の多寡」「回数」も焦点に
2015年には、巨人選手が関与した野球賭博事件が世間を揺るがした。4選手中3人は罰金で済んだものの、1人は賭博開帳図利ほう助と常習賭博で懲役1年2月、執行猶予4年の有罪判決。今回のオンラインカジノ問題で逮捕者が出る可能性はあるのか。...
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なぜオリ山岡泰輔だけが名前を晒されたのか…SNSでは「不公平」「一律公表すべき」の声
NPBは7球団14人がオンラインカジノ利用を自主申告したと発表したのみで、球団名も実名も公表しなかった。 疑問なのはオリックスだけが山岡泰輔(29)の実名を公表したこと。SNS上では、「不公平だ」「一律公表すべき」との声が飛...
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オリ岸田監督からまさかの逆質問「慣れや緩み、記者さんはどう感じられました?」
2021年からリーグ3連覇を達成し、22年は1996年以来26年ぶりの日本一を達成したオリックス。しかし、チームを率いて輝かしい成績を残した中嶋聡監督は昨季、5位に転落し、電撃辞任。後任となったのが、一軍投手コーチだった岸田護新監督...
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吉田義男監督の練習でいつも突き指をしたが、やがて僕の「見せ場」を作る礎になった
僕に内野の守備を仕込んでくれたのは、今月3日に91歳で亡くなった「よっさん」こと吉田義男さんである。阪神を球団史上初の日本一に導いた監督で、僕が入団した時は3度目の指揮を執っていた。 僕にとっては優しいおじいちゃんのような存...
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西武「極貧打線」強化のタイムリミット…先発投手陣はリーグ屈指なのに、野手は“一軍半”だらけの惨状
日本ナンバーワン投手を目指すエースが初の対外試合で好投した。 昨26日、西武の今井達也(26)が韓国・斗山との練習試合に先発。MAX156キロをマークし、3回1安打無失点、6三振と、上々の滑り出しとなった。 昨季はチ...
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DeNA浜地真澄 現ドラで電撃移籍「阪神放出の驚きやショックはありましたか?」
昨年の現役ドラフトで阪神からDeNAに移籍した。2022年は救援として自己最多の52試合に登板し、防御率1.14の好成績を挙げたものの、23年は30試合、昨年は18試合の登板にとどまった。新天地での取り組みや現役ドラフトで指名された...
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1936年は「二・二六事件」が起こり、7球団が出揃い、長嶋茂雄が産声を上げた
プロ野球は今年、公式戦がスタートしてから90年目になる。 その1936(昭和11)年は、あの内閣要人暗殺の「二・二六事件」が起きている。歴史の転換期ともなる不穏な世相の中、プロ野球界はどう行動していたのだろうか。 振...
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大柄で足が速くない僕を、なぜPL学園の中村監督はセカンドにしたのか
僕のポジションはコロコロ変わった。 最初はショートとして阪神に入団。その後はセカンド。2005年は岡田彰布監督の「守備の負担を軽減して打撃に専念させたい」との方針でサードに転向。一般的には遊撃や二塁より三塁の方が守りやすいと...
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ソフトB伊藤優輔 FA甲斐の人的補償で巨人から移籍「『あ、俺なんだ』と驚きました」
甲斐拓也の巨人FA移籍に伴い、人的補償でソフトバンクに入団した。一軍デビューを果たしたプロ4年目の昨季は中継ぎで8試合に投げ、防御率1.04。二軍では40試合で14セーブ、同1.29と結果を残した。1年目オフのトミー・ジョン手術から...
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【巨人】田中将大の復活を後押しする「菅野式」、坂本勇人は休ませながら併用プラン
上々の“巨人デビュー”である。 今季から巨人に加入した「マー君」こと田中将大(36)が昨24日、ロッテとのオープン戦に初登板初先発。新加入組の甲斐拓也(32)とバッテリーを組み、ロッテ打線を1回無失点に抑えた。 阿部...
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西武・西口監督が明かす「歴史的貧打線」の原因、チーム再建、意気込み、期待
今季から西武の指揮を執るのが西口文也新監督だ。西武一筋21年で、通算182勝を積み上げたエース右腕。2017年に二軍投手コーチに就任すると、一軍投手コーチ、二軍監督を歴任した。49勝91敗3分けで優勝したソフトバンクに42ゲーム差を...
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ドジャース大谷「打撃の仕上がり」目安はストライクゾーンの見極め…《シンプルにゾーンを振ること》
ドジャース・大谷翔平(30)が、順調な仕上がりを披露している。 日本時間24日、今キャンプ初めてライブBPといわれる実戦形式の打撃練習を行い、計18スイングで安打性の当たりを2本放った。大谷の状態を確認するため、特別に組まれ...
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プロ野球にもオンラインカジノ問題…蔓延はコロナ禍が一因? 阪神、広島「調査結果は今は言わない」
卓球の丹羽孝希に始まり、芸能界では「令和ロマン」の高比良くるまら吉本芸人、プロ野球ではオリックスの山岡泰輔と、各界に広がりつつあるオンラインカジノ問題。 更なる拡大の恐れもある中、ある球界OBは「広まったのはコロナ禍が原因の...
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DeNAバウアー 結局「キャンプ不参加」はむしろ正解…温暖な米国で粛々調整で期待高まる
結果的に正解だったかもしれない。 21日に宜野湾キャンプでの最終練習日を迎えたDeNA。三浦大輔監督が、「天気が悪い中でもやることはやれました」と総括したように、最終日のこの日も雨に降られるなど天候に恵まれなかった。今月の平...
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違法オンラインカジノ問題が球界に飛び火、大延焼する可能性…第1号オリ山岡泰輔は活動自粛へ
球界に激震が走った。 オリックスは21日、山岡泰輔(29)にコンプライアンス違反の疑いがあることが判明したと発表した。 発表によると、NPBが山岡のオンラインカジノの利用に関する情報を得て、17日に球団へ調査を依頼。...