プロ野球
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ロッテ佐々木朗希「カーブ完全習得」はチームと本人にとって大きなプラス
オープン戦が始まってからのことだ。 ロッテの吉井理人監督が見守る中、佐々木朗希(22)が外野で、緩い変化球を繰り返し投げ込むシーンがあった。 「カーブですよ」と、ロッテOBがこう続ける。 「佐々木は投球の大半がス...
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阪神のザル守備が看板の投手陣に与える深刻影響…8日は1イニング4失策でOP戦7戦全敗
所詮はオープン戦だ。 勝ち続けているから今年は強いとか、負け越しているから弱いということにはならない。昨季日本一の阪神が、8日のヤクルト戦にまさかの逆転負け。球団史上ワーストのオープン戦7戦7敗となったが、いまだ勝ち星がない...
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日本ハム新庄監督は勝負の3年目…オープン戦好調も若手の台頭なくして”上がり目”ナシ
日本ハムがオープン戦で気を吐いている。7日の西武戦も7-1で勝利し、ここまで5試合で4勝1分。ソフトバンクと並んでオープン戦首位だ。 新庄剛志監督(52)は就任1年目の一昨年のシーズンをトライアウトと称し、全ての支配下選手に...
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巨人正捕手・大城卓三にFA行使の現実味…意外に低い球団評価、台頭しつつある後輩が流出に拍車
「FA権行使の可能性もあるとみています」 某球団の幹部がこう言うのは、今季中にも国内FA権を取得する巨人の正捕手、大城卓三(31)のことだ。 大城は昨季、自己最多の134試合に出場し、打率.281、16本塁打、55打点...
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よく飲みに行った小林雅英、森田芳彦さん、椎木匠を振り返る。私も酒では失敗を…
【前回】「試合中にメシ」「揚げ物は拒否」「朝までビール」…ロッテ一番の飲み仲間・小林雅英の素顔 からつづく。 ◇ ◇ ◇ ロッテの守護神で相棒の小林雅英とは遠征のたびに飲んでいた。だいたい移動日か1試合目の夜であ...
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「試合中にメシ」「揚げ物は拒否」「朝までビール」…ロッテ一番の飲み仲間・小林雅英の素顔
【前回】最悪だった米国キャンプ…持て余す暇、発砲事件、偽札使用の誤解、私だけが見えなかったUFO騒動 からつづく。 ◇ ◇ ◇ 17年間ロッテに在籍した中で「盟友」というか、「飲み仲間」は「幕張の防波堤」の異名で...
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パワハラ安楽智大がメキシコ移籍決定も…《この期に及んで保身》と謝罪文書が炎上のトホホ
後輩選手へのパワハラ問題で楽天を自由契約になった安楽智大(27)が5日、メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約合意したことを代理人を通じて文書で報告。騒動後初めて、パワハラに関しても謝罪、釈明のコメントも合わせて発表...
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オリックス水本勝己コーチ「野球そのものが、ちょっとずつ変わりつつある。勉強しなきゃ追いつけない」
「僕は逆に選手に聞くよ。『それって何の練習や?』って」 現役通算わずか2年、一軍経験なし。それでも1991年に広島で引退した後は長年ブルペン捕手を務め、07年からは二軍ブルペンコーチや二軍監督、ヘッドコーチなどを歴任。21年か...
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ソフトバンク本多雄一コーチ「結果を残させるためにすべきことは、結局のところ対話」の真意
ソフトバンクの小久保新監督は本紙のインタビューで「今の若い選手は納得しないと動かない」と言い、「それ以上に多いのが『この形でやっていこう』というのをすぐに変えてしまう。今は(ネットなど)情報量が多いからなんでしょうけど」と話していた...
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躊躇なく選手を名指し酷評…OP戦開幕5連敗より気になる阪神・岡田監督の言動と堪え性
阪神・岡田彰布監督(66)の表情が冴えない。 昨3日、日本ハムに2試合連続で逆転負けを喫し、オープン戦は開幕5連敗。岡田政権下でのワースト記録をさらに更新した。 誤算は六回から3番手で登板した及川だった。先発に転向す...
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巨人旧エース菅野は今季先発ローテ7人目? かつてメジャー超えの直球回転数も衰え隠せず
巨人が3日、台北ドームの開業と球団創設90周年を記念した楽天モンキーズとの親善試合に臨み、0-0で引き分けた。 打線は1安打に終わったものの、先発した菅野智之(34)は3回を投げて4安打を浴びながら無失点に抑えた。 「...
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ロッテ佐々木朗希「メジャー容認にノルマなし」で残る問題…吉井監督の“親心”に耐えられるのか?
「中身だけ見たら荒れちゃいましたが、感覚的には徐々に良くなっています。(球の)勢い自体は出てきているので、あとは丁寧に投げなければいけませんね」 言葉通りのピッチングだった。 ロッテの右腕・佐々木朗希(22)が3日、高...
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阿部慎之助新監督1年目のキャンプを視察した「他球団覆面007」が新生巨人を丸裸!【投手編】
巨人は球団創設90周年と新球場の台北ドーム開業を記念して、同球場で2日に中信ブラザーズ、3日に楽天モンキーズと親善試合を行う。 阿部慎之助監督(44)は宮崎、沖縄でのキャンプを振り返り、「いいキャンプだった。その一言に尽きる...
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オリ山下舜平大に早くも群がる“メジャー後見人”…2027年ポスティングへ青田買い競争過熱
メジャー関係者の間では早くも、「ネクスト山本由伸」として認識されている。 28日の練習試合に臨んだ、最速160キロ右腕のオリックス・山下舜平大(21)である。 【写真】この記事の関連写真を見る(14枚) 腰痛で...
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中日に「中田翔効果」…あとは立浪監督の的確な投手陣の運用含めたベンチワーク次第
今年も宮崎から沖縄へとプロ野球の春季キャンプを巡ってきた。 自宅のある名古屋を出発したのが2月12日。以前ならその時期はまだ、グラウンドを訪ねても、ブルペン投球やフリー打撃を眺めるのがせいぜいだった。練習での150キロ、柵越...
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広岡達朗GMが「休日を召し上げ」バレンタイン監督は激怒した…95年、内紛勃発の内幕
1995年、ロッテで“内紛”が勃発した。 ボビー・バレンタイン監督1年目。4月を8勝14敗1分けの最下位発進となるや、一部のコーチが広岡達朗GMに「監督は、具体的な指示を出さないで自分で考えろと選手任せ。これではチームが弱体...
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ソフトB山川穂高が大迷惑かけた古巣に無神経すぎる「どすこい」…西武は激怒、ネットに批判殺到
またも”どすこい”が飛び出した。 28日の西武との練習試合で、ソフトバンクの山川穂高(32)は初回、2死一塁の場面でドラフト1位ルーキーの武内夏暉(22)を相手に、左中間スタンドへ逆転2ランを放った。 【写真】この記事...
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【ヤクルト編】高津監督は「50点」とご立腹も…大谷の影響で打撃崩した元三冠王・村上と超人・塩見の復活が追い風
高津臣吾監督(55)が28日、約1カ月間の沖縄キャンプを振り返り、「80点もない。50点」と厳しかった。 守護神候補の田口麗斗、3年ぶりの白星を目指す奥川恭伸の2人が、コンディション不良で離脱しただけに頭が痛い。 2...
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ヤクルト西川遥輝 楽天戦力外は「自分の実力不足」…復活に向けた静かなる自信
日本ハム時代に4度の盗塁王を獲得、外野手としてゴールデングラブ賞の常連だった西川遥輝は昨オフに2年間プレーした楽天を戦力外となり、ヤクルトに移籍。復活に向けた胸の内を聞いた。 ◇ ◇ ◇ ――ヤクルト入りの決め...
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ソフトバンク和田毅が激白! 43歳での覚悟、若手への苦言の真意、「人的補償」騒動への本音
プロ野球で43歳といえば、大ベテランと言ってもいいだろう。普通ならば、力は衰え、出場試合数は減り、「いつ引退か?」と囁かれる年齢である。 しかし、例外が今月21日に43歳になったソフトバンクの和田毅だ。昨年は20試合に先発(...
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初実戦で2回を完全投! 西武ドラ1武内夏暉の適応力は練習前1時間のルーティンにあり
3球団競合の末、西武に入団したドラフト1位の武内夏暉(22)が昨22日、実戦初登板となる紅白戦に先発。先頭打者の長谷川をセンターフライに打ち取ると、その後の5人を内野ゴロに打ち取り、2回をパーフェクトピッチング。素材の良さをアピール...
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オリックスで再起誓う吉田輝星が胸中吐露…「心を入れ替え、笑ってシーズンを終えたい」
昨年11月、黒木優太とのトレードで日本ハムから移籍した。「金農旋風」で甲子園の話題を独占し、2018年のドラフト1位で入団してから5年、古巣では通算64試合の登板で3勝9敗、防御率6.23と満足のいく結果は残せなかった。昨季は3試合...
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阪神・岡田監督「今季最大のライバルは巨人」は本気か、リップサービスか?
「ライバルはやっぱり巨人やろ」 これ、阪神・岡田彰布監督(66)のセリフである。今キャンプ中、馴染みのOBや評論家から球団初のリーグ連覇への自信を聞かれるたび、 「あそこはもともと戦力があるわけやし、そこへもってきて監督...
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プロ初参戦の国際大会は試合直前のバスでビデオを見せられ…対策も何もあったもんじゃなかった
野球の国際大会は、長らくアマチュアの大会だった。キューバが最強の座に君臨できたのも、米国、ドミニカ共和国、日本、韓国、台湾といった野球強豪国がアマチュア選手だけだったことが大きい。そんなルールが1998年を境に大きく変化した。 ...
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在籍5年でわずか3勝…ソフトBスチュワート・ジュニアが語る「ニッポンとカツカレー」
来日5年目の昨季、ソフトバンクのスチュワート・ジュニア(24)はようやくプロ初勝利を挙げた。米フロリダ州出身で、地元の高校を卒業後にメジャーのドラフト会議でブレーブスから1巡目指名されたが、右手首の異常が判明したことで契約金を減額さ...
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「投げた瞬間、凄い音が…」ロッテ期待の左腕・本前郁也が救急搬送「螺旋骨折」とは? 過去には楽天捕手や阪神投手、ノン・スタイル石田も
ロッテの左腕、本前郁也(26)がマウンド上でしゃがみ込んだ。 20日の楽天との練習試合に2番手として三回から登板。連打を許し、3人目の打者・鈴木を迎えたときだった。初球がバックネット方向にすっぽ抜けた次の瞬間、左肩を抑えてそ...
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ソフトB“二軍の帝王”砂川リチャードが一軍で打てない根本原因…師匠・山川穂高が喝破
「未完の大器」といわれて久しい。ソフトバンクの砂川リチャード(24)のことだ。昨季の一軍での成績は22試合で打率.115。通算79試合で打率.157と一軍ではサッパリな一方で、二軍では昨季19本塁打を放ち、史上初のウエスタン・リーグ4...
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【広島編】FA流出・西川龍馬の後釜争い四つ巴 筆頭候補は大器の片りん見せる高卒3年目
広島の若手外野手陣による「ポスト西川」争いが激しさを増している。 オフにオリックスへFA移籍した西川龍馬(29)の後釜は誰か。新井貴浩監督(47)に聞くと、主に若手4人による「競争」だと言う。 その中でも筆頭は、高卒...
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ヤクルト奥川恭伸が独占激白!故障から2年…「右肘手術回避」「復活への覚悟」「佐々木朗希」
右肘故障からの復活に向けて、歩みを進めた。 ヤクルトの奥川恭伸(22)が18日、今季初実戦となる中日との練習試合に先発。最速149キロをマークするなど2回無失点に抑え、「すごく緊張していたので、まずはほっとしています」と笑顔...
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巨人ドラ1西舘勇陽の憂鬱…「奪三振1」は“東都のドクターK”の自信になるか、悩みの種か?
まだキャンプも半分を過ぎた時期だ。ギアを上げるのはこれからで、焦る必要はないとの声はある。それでも本人は不安を感じ始めているのかもしれない。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 三振と空振りを取れるようにーー。...