プロ野球
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大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす
巨人は一体どうしちゃったのか――。 今オフ、積極的にFA選手の獲得に乗り出しながら、昨11日はソフトバンクからFA宣言した石川柊太(32)がロッテ入りを決断。阪神に残留する大山悠輔(29)に続き、2連敗となった。 巨...
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《山内孝徳の巻》“ヒゲのエース”が直立不動の僕に語ったコントロールの極意
僕がプロ入りした1987年、南海には2人の「山内」がいました。 ひとりは速球派の山内和宏さん。そして「ヒゲのエース」こと、制球力に優れた山内孝徳さん(68)です。僕の新人時代、二軍の中百舌鳥球場のブルペンに向かうと、孝さんが...
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前代未聞の3重契約となった「黒バットの南村」…趣味は論語にクラシック、90歳の誕生日に亡くなった
戦後間もないプロ野球界の人気選手の中で、青バットの天才児こと大下弘と赤バットの打撃の神様こと川上哲治はまさにアイドルだった。これに対して「何? 青だの赤だの言っておるが、色バットはオレが先輩だ」と口癖だったのが、南村不可止(のち侑広...
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絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と
やっぱり巨人である。 中日から自由契約となったキューバ出身のライデル・マルティネス(28)が、巨人と契約合意に近づいていると、キューバ野球の事情通として知られるフランシス・ロメロ記者が日本時間10日、自身のXで伝えた。契約は...
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阪神・近本光司「年俸3.7億円」単年契約、来季国内FA権取得も…他球団が冷ややかな目を向ける理由
「その手」には乗らなかった。 阪神の近本光司(30)が昨10日に契約更改を行い、5000万円アップの年俸3億7000万円でサインした。今季も虎の切り込み隊長として打率.285、6本塁打、45打点。3年連続となる通算5度目の盗塁...
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現役ドラフト“掘り出し物”右腕2人のウリとキズ…《条件付き》で化ける可能性は十二分
NPBの第3回「現役ドラフト」が9日、非公開のオンラインで行われ、巨人の畠世周が阪神に指名された。 近大から2016年ドラフト2位で入団。伸びのある直球が武器で、1年目の17年は主に先発として6勝4敗、防御率2.99をマーク...
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日本ハム新庄監督がドラ1柴田獅子ベタ褒めも…甘いようで甘くないシビアな選手操縦術
まさに立て板に水だ。 日本ハムの新庄剛志監督(52)が昨8日の新人選手発表会で、ドラフト1位の柴田獅子(18=福岡大大濠高)をこれでもかと褒め殺しである。 投打二刀流での活躍が期待されるドラ1に新庄監督は「来年は体を...
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阪神「超金満球団」の底力試される近本光司への提示額…あるか《6年36億円規模》の囲い込み
阪神の近本光司(30)の契約更改交渉が最終局面を迎えているという。 近本は来季中に国内FA権を取得予定。球団はこれを見据えて長期契約を提示しているといわれている。 近本に限らず、多くの選手はFA権取得前年は単年契約を...
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巨人が助っ人大量補強へまっしぐら…阿部監督は新規で「投打の主力級」3人をリクエスト
巨人の阿部慎之助監督(45)が改めて来季の日本一奪回を誓った。 巨人は今季、4年ぶりのリーグ優勝を果たしながら、CSファイナルステージでDeNAに敗れ日本シリーズに進めなかった。 7日に出席したOB会総会で阿部監督は...
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教え子たちが「元プロ野球選手」の肩書のみを重視する会社へは就職してほしくない理由
うれしいニュースが飛び込んできました。 藤代(茨城)時代の教え子のロッテの右腕・美馬学(38)が無事に契約更改を終えたとのことです。今オフ本人といろいろと話していただけに、一安心です。 2010年に東京ガスからドラフ...
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ソフトB“お騒がせ男”砂川リチャードにOBが「至極もっとも」なエール 《実力不足》《飼い殺し》と論調が分れるが…
鷹のお騒がせ男が2度目の契約更改でサインをした。 6日、ソフトバンクの砂川リチャード(25)が前回と同じく現状維持の年俸1000万円に判を押した。1回目に引き続き、今回も1時間以上のロングラン交渉。リチャードは「いい会話がで...
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中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか
国内FA権を行使しているソフトバンク・石川柊太(32)が、交渉を行ったヤクルトに断りの連絡を入れたことが、6日までに分かった。11月26日の交渉の席には、ヤクルトの小川GMらが福岡へ足を運び、3年5億円規模の条件を提示されていた。 ...
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破格の契約更改で西武・中村剛也と栗山巧は45歳まで安泰?背後に“厚遇せざるを得ない”切実な雇用問題
ある意味、破格と言っていいのではないか。 5日、西武の中村剛也(41)が契約更改を行い、5000万円ダウンの1億円でサインした。 今季は58試合で打率.191、7本塁打、14打点。本人も今季の成績を「振り返りたくない...
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来オフは岡本和真、近本光司のW主演…巨人vs阪神のFA争奪戦は“場外乱闘シーズン2”突入へ待ったなし
「大山は阪神残留で決着しましたけど、巨人と阪神による選手の争奪戦は来年も続きそうです」 こう話すのは、セ球団の編成担当だ。今オフ、阪神から国内FA権を行使した大山悠輔(29)は、巨人との争奪戦に発展。巨人は6年24億円以上、阪...
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《門田博光の巻#2》深夜2時に“麻雀部屋”まで牛丼を届けに行った僕に3万円をポンと渡した太っ腹
門田博光さん(享年74)ほど、打撃の追求に熱心だった人を僕は知りません。 ティー打撃の練習でも強いこだわりがありました。地面に白線を引き、「このラインの軌道で投げてくれ」と投げ手に注文。常に実戦を意識し、外側から入ってくるボ...
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中日マルティネスを筆頭に助っ人“大シャッフル”へ…22人が自由契約で《新規外国人よりも計算が立つ》
さっそく、阪神が反応している。2日にNPBから2025年度の「契約保留選手名簿」が公示され、126選手が自由契約選手に。楽天の田中将大らに加え、22人の助っ人外国人も外れ、阪神のフロント幹部は獲得に向けた調査を開始していることを示唆...
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巨人・吉川尚輝「3年6億円」破格更改が示す“FA封印&生涯巨人”…開かれた幹部候補生への道
「野球選手として『億』をもらうことは目標でもあったので、すごくいい評価をしてもらった」 巨人の吉川尚輝(29)が4日、球団事務所で契約交渉に臨み、1億1000万円アップの年俸2億円の3年契約で更改した。 「来年順調にいけ...
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ソフトB育成1位古川遼が異例の入団辞退、その舞台裏と波紋…高校生の「育成拒否」が続出するか
ソフトバンクから今秋育成ドラフト1位指名された古川遼(日本学園高)が入団辞退したことが騒ぎになっている。 ホークスでの入団辞退は、ダイエー時代の1991年4位の三井浩二(足寄高)以来、33年ぶり。ソフトバンクに親会社が移って...
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《門田博光の巻》「打撃の求道者」は練習方法もケタ外れだった…僕が地獄を見た“10分”の要求
「不惑の大砲」と呼ばれ、南海を象徴する選手だった門田博光さん(享年74)。あれは僕がまだ現役時代の春季キャンプでの話です。 現役投手が打撃投手を務める練習の最中、門田さんにこう言われました。 「田尻、アウトコースに投げた...
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異端の永田ラッパ 選手の契約更改は書類を郵送し「捺印して送り返せ」の一方通行、俳優のギャラと同じと扱った
プロ野球選手の契約更改は選手が印鑑を持って球団事務所に行き、そこで笑顔、渋面などさまざまな顔を見せる。それが現在の基本スタイル。かつては球団代表がデスクに両足を乗せて紙飛行機を飛ばしながら「サインするの? しないの?」。昭和はすごか...
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巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増
巨人では6人目の快挙である。 岡本和真(28)が3日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸4億2000万円から大幅アップとなる5億4000万円でサインした。開口一番、「1億の24年契約をさせていただきました」とと...
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ソフトBで飼い殺し状態…“九州のロマン砲”砂川リチャードを刺激する元後輩の年俸5倍増
“九州のロマン砲”がますますその気になりそうな金額ではある。 ソフトバンクから現役ドラフトで日本ハムに加入した水谷瞬(23)が3日、北海道北広島市内の球団事務所で契約を更改。今季年俸560万円から約5倍増となる大幅昇給を勝ち...
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西武に暗雲…先発したい平良海馬と中継ぎ求める球団それぞれの言い分 起用方針の相違でサイン保留
西武・平良海馬(25)は先発か中継ぎか──。 今季、リーグ最下位に沈んだ西武だが、先発だけは豊富だ。今季10勝の今井達也を筆頭に、3年目の隅田知一郎が9勝。エースの高橋光成こそ0勝11敗と散々だったが、さすがに来季も同じ轍を...
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ヤクルト村上宗隆、来オフのメジャー挑戦明言…値打ちアップへ「外野」挑戦という選択肢
ヤクルトの村上宗隆(24)が来オフのメジャー挑戦を公言した。 2日の契約更改で年俸6億円の現状維持でサインした村上は、25歳を迎えてメジャー契約を結べる来年の移籍が既定路線だった。 2022年に三冠王を獲得し、23年...
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巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先
巨人の阿部慎之助監督(45)は大人の対応だった。11月30日のファンフェスタに参加した際、国内FA権を行使し、阪神残留を決めた大山悠輔(29)にエールを送ったのだ。 巨人は阪神の5年20億円規模を上回る6年総額24億円超とい...
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楽天・辰己涼介の「予祝・コスプレ・金ピカ」に高校時代の恩師仰天!明かされた“意外な素顔”
今オフ、「野球以外」で球界の話題をかっさらっているのが楽天の辰己涼介(27)だ。 日本代表として出場したプレミア12の決勝戦では、試合前の円陣で「未来から来ました。優勝おめでとう!」と“予祝”。NPBアワードでチョンマゲや甲...
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阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち
結果的に残留したものの、超一流の厚遇を得たのが阪神の大山悠輔(29)だ。 国内FA権を行使した大山を巡っては当初、複数球団が興味、関心を抱いていた。最終的に5年20億円規模で残留要請した阪神と、6年24億円以上といわれる超大...
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田中将大獲得に及び腰なのは《復活うんぬん以前の問題》…“外野”がフォローするほど現場との温度差浮き彫り
球界OBたちによる熱烈な援護射撃が止まない。 昨1日、「サンデーモーニング」(TBS系)に巨人の桑田真澄二軍監督(56)が出演。楽天を自由契約になった田中将大(36)について、「僕は(活躍)できると思っています」とエールを送...
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巨人が“大山資金”で怒濤の上積み…FA石川柊太争奪戦で5球団「3年6億円」横一線の均衡破る
ソフトバンクからFA宣言した石川柊太(32)の獲得に乗り出す球団の条件が出揃った。 宣言残留を認めているソフトバンクを含め、オリックス、ヤクルト、巨人が提示したのは「3年総額6億円弱」から「3年総額6億円規模」。示し合わせて...
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巨人・菅野智之が35歳でもメジャーで間違いなく結果を残すと思う根拠を話そう
MVP獲得までは想像しなかったが、今春のキャンプで巨人・菅野智之(35)を見て、「これなら心配ない」と思った。 昨年は4勝8敗。30代も半ばになって、衰えを指摘する声が多くなっていたが、今年はブルペンでの立ち投げからして違っ...