侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ

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 5、6日にオランダと強化試合を戦う侍ジャパンが4日、大阪・舞洲の室内練習場で、前日練習を行った。

 今回は28人中20人が初選出となるフレッシュなメンバー構成。井端弘和監督(49)はこの日、「1年後にはWBCがあるが、この3月の強化試合と11月の強化試合2回しかない。選手にはいいパフォーマンスを見せてもらえれば。あとレギュラーシーズンが1シーズンあって、さらなる成長を期待しています」と2026年3月に行われるWBCの連覇を見据えた。

 そんな井端監督が扇の要の候補として初招集したのが、巨人の岸田行倫捕手(28)だ。

 昨季は自己最多の88試合に出場し、12球団トップの盗塁阻止率.475をマーク。岸田が新人だった18年に井端監督が巨人のコーチを務めていたという縁がある。

 巨人はオフにFAソフトバンクの絶対的司令塔・甲斐を補強。岸田は今季、大幅に出場機会を減らす可能性があるが、井端監督は巨人の宮崎キャンプを視察した際、こう言っていた。

「甲斐選手が加入したけど、(岸田に)そこでもさらに成長してほしいと思うし、可能性のある選手だと僕は思っている」

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