ドジャース大谷「打撃の仕上がり」目安はストライクゾーンの見極め…《シンプルにゾーンを振ること》
ドジャース・大谷翔平(30)が、順調な仕上がりを披露している。
日本時間24日、今キャンプ初めてライブBPといわれる実戦形式の打撃練習を行い、計18スイングで安打性の当たりを2本放った。大谷の状態を確認するため、特別に組まれたメニューで、フリードマン編成本部長とともに見守ったロバーツ監督は「力強い打球を飛ばしていた。ショウヘイが投手と対戦できたことに安心している」と、まずは及第点を与えた。
昨年11月に、昨季ワールドシリーズで損傷した左肩の関節唇を修復する手術を受け、今季は当面、打者限定で出場する。
左肩の回復具合が注目されるが、すでにフルスイングをしており、患部に異常はないため、オープン戦は日本時間3月1日、古巣エンゼルス戦に初出場する見込みだ。
今後はカブスとの日本開幕シリーズ(3月18、19日=東京ドーム)に向け、実戦を通して調整を図るが、大谷の仕上がりの目安は打球速度や飛距離以上に、ストライクゾーンの見極めだという。