食事
-
イカを包丁でたたいてミンチに!「いがめんち」と「豊盃」で大満足
弘前の名居酒屋「土紋」で、「いがめんち」を食べた。「いが」は津軽弁でイカ。戦前から津軽地方で食べられてきた家庭料理で、包丁でイカをミンチ状にし、野菜と小麦粉を混ぜて丸め、揚げたり焼いたりしたもの。お母さんによれば、いがめんちは家庭に...
-
【エスカルゴ】脂肪肝の予防に最適な「ベタイン」が豊富
エスカルゴは、フランスの郷土料理でもある食用のカタツムリのこと。ブドウの葉を餌としていたことから、シャンパーニュ、ブルゴーニュといったワインの産地で古くから飼育され親しまれてきました。日本ではそれほど馴染みがなかったのですが、近年は...
-
【羊肉】「陽」の食材でエネルギー源の気を補い滋養強壮に優れる
なんだか、最近やる気が出ない。何をするにもおっくうで、外に出るのも面倒くさい……。 年齢を重ねるにつれて、体だけではなく精神機能も低下します。若い頃のように気力を維持することは難しくなってくるのです。シニアは定年退職や身体的...
-
「紅茶うがい」を習慣化させてコロナ、インフルエンザ対策
「仕事と人生に効く教養としての紅茶」(PHP研究所)という本を、著者である紅茶&アフタヌーンティー研究家の藤枝理子さんから送っていただいた。9月27日発売後、即重版になったという話題の本だ。 藤枝さんによれば、紅茶は五感で楽し...
-
【サクラエビ】葉酸、DHA、EPAが豊富で妊婦にもおすすめ
サクラエビの旬は、産卵前の4~6月と産卵後の10~12月。静岡県の特産品にもなっている食材です。刺し身として生で食べられるほか、乾燥させて干しエビとしてもよく利用されます。いわゆる小エビ類をまとめてサクラエビと呼ぶことがありますが、...
-
【カニ】血の滞りを解消し痛みや腫れを軽減する「食べるシップ」
年を重ねると増えるのが「打撲」によるトラブル。シニアは足腰の弱りから、どうしても転びやすくなったり、姿勢を変えるときにバランスを崩して倒れたりしやすくなります。 打撲とは、皮下組織が損傷した状態をいいます。痛みや熱感、腫れ、...
-
冬を健康的に乗り切る 「免疫力アップ」と「減塩」がポイント
今年も残すところ2カ月。健康的に過ごすため、栄養面で押さえておきたいことを、野口医学研究所の管理栄養士、中西真悠さんに聞いた。 ◇ ◇ ◇ これからの季節、注意が必要なのがインフルエンザだ。 「対策として、...
-
酒を飲む人、少し飲む人、飲まない人…認知症になりにくいのは?
コロナで静かになっていた飲食店街も、最近賑やかさを取り戻していますね。今年こそは忘年会を、と思っている人もいるのではないでしょうか。そんな気持ちに水を差すわけではないですが、アルコールと認知症について取り上げたいと思います。 ...
-
津軽で若生おにぎりと「奇跡のステンドグラス」を堪能
青森県に「奇跡のステンドグラス」を鑑賞できる場所がある。北津軽郡中泊町大字尾別に所在する旧家「宮越家」だ。大正から昭和初めに活躍したステンドグラス作家、小川三知の最高傑作ともいえる作品が、地震や戦争の影響を受けず、無傷のまま残ってい...
-
ニンニクは「臭い」がなければ高い健康効果が受け取れない理由…専門家に聞いた
近年、「スーパーフード」として注目されているのがニンニクだ。健康維持に有効な成分が多く含まれ、さまざまな病気の予防に役立つと報告されている。ただ、その恩恵にあずかるためには「臭い」が重要だという。ファンケル総合研究所機能性食品研究所...
-
【黒砂糖】「血」を補ってしびれなどの老化トラブルを改善
年齢を重ねるとともに気になるのが手足のしびれ。しびれとは自覚的な感覚障害を指し、ビリビリ、じんじんとした感覚、こわばる、感覚が鈍くなるなど、さまざまな現れ方があります。 シニアの場合、手足のしびれは、神経や血管の老化によって...
-
今冬は「フルロナ」にご用心!
今年もインフルエンザが世間を騒がせる季節が近づいてきた。日本ではここ2年間続けて流行していないことで、この冬も大丈夫だと安心している人が多いに違いない。しかし、実際にははたしてどうなのか? 専門家に聞いてみた。 ■今年はインフ...
-
青森県佐井村の手作り昆布巻きとタコの酢味噌和えに感激
幾度となく訪れている青森県下北半島の西側にある佐井村。今回もすばらしい海の幸を堪能したが、「初」のお料理で印象に残ったのが、手作りの昆布巻きと、タコの酢味噌和えだ。 昆布巻きは、軟らかくした昆布でニシンを巻いたもの。いつも歓...
-
認知症は「食事」では予防できない? スウェーデンでの長期大規模研究の報告
認知症の増加は社会全体が取り組むべき深刻な健康問題です。今のところ進行を遅らせる薬はあっても、認知症そのものを治すような治療法は開発されていません。そうなると、重要なのは認知症の予防です。 認知症は生活習慣と関わりがあるとい...
-
人気医師の和田秀樹がズバリ教える「老化を遅らせる生活」
ベストセラーの申し子といっていいかもしれない。老年精神科医の和田秀樹氏だ。今年に入ってから著作が売れに売れ、先月のトーハン週間ランキングでは、トップ10のうち7冊がランクイン。これまでの経験を生かして、いずれも高齢者が元気に生きるコ...
-
【菊】ビタミンAやB1が豊富で「目の疲れ解消」に役立つ
五節句のひとつ「重陽の節句」は「菊の節句」とも呼ばれて古くから親しまれてきました。栗ごはんや秋ナスも食卓に並びますが、主役はなんといっても菊です。食用菊を料理にしたり、菊酒をたしなむほかにも、菊を浮かべた菊湯に入ったり、枕に菊を詰め...
-
【ショウガ】発汗を促し寒さを追い払う「冷え風邪」撃退の強い味方
10月も末になると朝晩の冷え込みも強まり、風邪が気になる季節。なんだか寒けがして、風邪のひきはじめかもしれない……というときは早めに対処することが大切です。 シニアは加齢によって免疫力が低下しているため、風邪をひきやすい傾向...
-
オートミール、赤ワイン、ダークチョコ…食品ブームはすぐに飽きられる
コロナ禍の一昨年から去年にかけて、オートミールが大流行しました。糖質が米の3分の1で、しかも免疫力をアップするらしい、コロナの巣ごもりにピッタリだ、というので注目されたのです。いまでもスーパーの店頭でよく見かけますが、一時の勢いから...
-
気分が最も落ち込むのは「23時」…「11PMシンドローム」に要注意!
長期化するコロナ禍で心の不調を訴える現代人が増えている中、注目すべき調査結果が発表された。一見すると何のつながりもなさそうな腸と心の関係が明らかになった、その調査とは……。 ■腸とメンタルヘルスの関係が明らかになった! ...
-
シソの実を麺つゆに漬けたら、ご飯、麺、卵と相性抜群
アク抜きをしたシソの実が実家から大量に送られてきた。穂ジソとも呼ばれる、お刺し身の盛り合わせについているアレである。 調べると、シソの実の収穫時期は9月中旬から10月中旬ごろ。青ジソや赤ジソを家庭菜園で育てており、それらから...
-
【牡蠣】「海のミルク」と呼ばれる理由 タウリンが豊富
牡蠣(かき)といえば生食、フライ、そのほかオイスターソースや牡蠣醤油などの調味料にも活用されています。牡蠣の種類は大きく分けて2つ。真牡蠣と岩牡蠣です。真牡蠣は10~4月ごろ産卵時期に入るため、冬においしい牡蠣として食されています。...
-
【黒酢】「血」の巡りを促進し「腎」を強化してかゆみを改善
肌がかゆくてかゆくて仕方ない。かゆみで夜もよく眠れない……。老化にともなって現れやすい「皮膚のかゆみ」。加齢によって、皮膚も変化します。角質細胞に含まれる保湿成分「天然保湿因子」や、角質細胞の隙間に存在する「角質細胞間脂質」が減少。...
-
タンパク質摂取のポイントは「アミノ酸スコア」と「朝」にあり
世はタンパク質ブームだ。タンパク質補給商品の市場規模は10年前と比べて3倍以上。中でもプロテイン商品の売り上げの伸びは顕著だ。ただ、タンパク質摂取について、正しく認識されていない傾向がある。 ◇ ◇ ◇ 「高齢者ほ...
-
【紫イモ】活性酸素を抑えて肌の老化を防ぐ アントシアニンが豊富
サツマイモの一種である紫イモは、沖縄県や鹿児島県の特産として記憶されている方も多いでしょう。サツマイモ自体は17世紀に沖縄、そして薩摩藩へ伝えられ、やせた土壌でも栽培できることからも飢饉などの食糧難を食い止める食材として奨励されたと...
-
【ハチミツ】「肺」の働きを高めて潤いを与え痰のからみを改善
痰がからんでつらい……。年々、痰が切れづらくて不快な思いをしていませんか? 加齢によって、喉の筋肉も老化します。その結果、嚥下機能が低下して痰がたまることが多くなります。また咳をしてもなかなか切れづらくなってしまうのです。 ...
-
コーヒーは種類によって健康効果は違うのか? 英国の40万人データを解析
コーヒーは、昔は不健康な飲み物の代表のように言われていましたが、最近の研究により健康に良い効果が次々と報告され、今では1日2~3杯くらいのコーヒーを飲む習慣は、健康に良いことが科学的に認められています。ただ、コーヒーにはレギュラーコ...
-
ティースプーン1杯のタンパク質を各料理に加えたら…
タンパク質の摂取量を多くしたい人は、こんな手がある。 「近年、粉末タンパク質の活用が注目されています。乳由来、大豆由来、魚粉由来、無味無臭のものがあり、料理に混ぜて使います」 こう話すのは、管理栄養士・上級食育アドバイ...
-
「気象病」を防ぐには「胃をマネジメント」しよう
10月は台風が引き続いて発生しやすく、また朝晩の寒暖差が厳しくなるので、どうにも体調が悪くなる。ところが、病院で診察を受けても「特に異常は見当たらない」「あまり気にすることはない」などといわれるだけ。そんな人は意外とたくさんいるもの...
-
【米】糖質以外に含まれる栄養素とは? 脂肪肝を予防する成分も
新米のおいしい季節がやってきました。縄文時代の後期、中国から日本にやってきた米。主に中国の中南部やタイ、ベトナム、インド、バングラデシュ、フィリピンなどで栽培されるインディカ米と、日本を含む朝鮮半島や中国東北部、ヨーロッパの一部で栽...
-
【ひじき】「腎」の働きを強化し水分代謝を高めて排尿を促す
尿がなかなか出ない、若い頃に比べてなんだか勢いがない……。 年を重ねるにつれて、多くの男性を悩ませる「排尿障害」。生活の質を下げないためにもなんとか改善をはかりたいものです。 加齢によって、膀胱の機能は低下します。筋...