「紅茶うがい」を習慣化させてコロナ、インフルエンザ対策

公開日: 更新日:

仕事と人生に効く教養としての紅茶」(PHP研究所)という本を、著者である紅茶&アフタヌーンティー研究家の藤枝理子さんから送っていただいた。9月27日発売後、即重版になったという話題の本だ。

 藤枝さんによれば、紅茶は五感で楽しむ総合アート。歴史、文化、芸術、マナーとあらゆる教養が学べるという。当書には「ビジネスパーソンとして知っておきたい世界のお茶文化」という章もあり、興味深い内容。詳しくはぜひご自身の目で確かめてほしいが、私がこの本で知り、実践し始めたことをひとつ。

 京都府立医科大学や奈良県立医科大学の実験で、紅茶などのお茶に含まれる茶カテキンに、コロナウイルス不活化が認められたとのこと。

 さらに紅茶の紅茶ポリフェノール(植物成分の色素や苦み成分)には強い抗酸化力があり、ウイルス感染を阻止したり免疫力をアップしたりする効果が期待できるのだとか。

 これからはインフルエンザの流行シーズンも迎える。コロナもまた感染拡大するかもしれない。感染症対策に紅茶を役立てるなら、ミルクティーではなくストレートティーで。ミルクを入れるとウイルス抑制効果が薄れるから。

 グツグツ沸騰させた熱湯をティーバッグに注ぎ、十分に時間を置いて成分を抽出させた後、水で薄めて冷ましたものでうがいをするのもお勧めだそうだ。(和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇