食事
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“羊の名店”で貴重な国産羊をいただく…体を温め脂肪燃焼に良い
先々週、先週と立て続けに、東京・秋葉原にある「幸福味坊」で羊を食べた。食べることが好きな人ならほとんどが知っているであろう、「味坊グループ」が運営する店だ。 先々週の宴で出てきた羊はすごかった。元イタリアンのシェフで、現在、...
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認知症予防にアミノ酸? 高齢医療専門誌に日本の研究報告が掲載
急速な高齢化に伴い、先進諸国では認知症を患う人の数が増加しています。世界保健機関の推計によれば、全世界で約5000万人が認知症を患っており、2050年までに約3倍に増加すると予想されています。 認知機能の低下は、睡眠時間や食...
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肉食をやめれば胃がんにならない? リスクが59%低下するとの報告も
胃がんは日本人に多いがんとして知られています。その大きな原因のひとつはピロリ菌の感染です。井戸水などを原因としてピロリ菌という細菌の感染が胃の中で起こり、それが続くことで胃がんになるのです。幸い最近はピロリ菌の検査が普及して、抗生物...
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【ナメコ】「ぬめり」が腸内細菌を元気にして免疫力アップ
特徴的な外観とぬめりから「滑らっ子(ヌメラッコ)」が転じて名付けられたナメコは馴染みの深い食材です。でも、じつは食用として広く利用されているのは主に日本というから驚きです。 天然のナメコが最も多く出回る時期は10~11月中旬...
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ラムネで効果的にイライラ回避…効率的に血糖値を上げる
空腹にもかかわらず食事を我慢することは決していいことではありません。 ダイエットをするとき、「食べなければいい」と早合点してしまいそうになりますが、お腹が減ると人間はオキシトシンと並んで“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンが...
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【ニンニク】体を温めて「気」と「血」を巡らせ肋間神経痛を撃退
胸や背中がズキズキ痛んでつらい……。肋骨に沿って激しい痛みがある「肋間神経痛」。肋骨の下を走る神経になんらかの原因で痛みが生じる疾患です。 原因はさまざまですが、比較的多くみられるのが肋骨の骨折などの外傷や圧迫、帯状疱疹など...
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ベトナムで「カリッ」「フワッ」の厚揚げ三昧 タンパク質も摂れる
“豆腐関連”が大好きすぎて、自宅で食事をするときは必ずと言っていいほど豆腐や厚揚げ、揚げが食卓にならぶ。なんなら、こっちの皿は豆腐、あっちの皿は厚揚げ、ということもある。 最近のマイブームが、揚げの釜玉風。実に簡単。卵を溶き...
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【鴨】理想的な脂肪酸バランスで冬におすすめ…体を温め胃もたれしにくい
日本に飛来する約30種類の中で狩猟が許可されている野生鴨(かも)は11種類で、マガモ、コガモ、カルガモなどが主に食用にされています。 近年ではその栄養価の高さから「ビューティーミート」とも呼ばれ注目を集めていますが、じつは肉...
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【サンマ】血行を促進し老廃物を洗い流す働きで五十肩を改善
ある日突然、痛み始め、次第に肩の動きが悪くなる「五十肩」。正確には肩関節周囲炎という疾患で、肩関節周辺に炎症が起きて痛み、肩から腕にかけてが動かしづらくなる疾患です。 50代を中心に、60代以上にも多く見られ、肩の老化が原因...
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認知症の予防には牛乳より豆乳が効果的…栄養学専門誌で報告
牛乳や乳製品は、ビタミンDやカルシウムなど、豊富な栄養素を含んでおり、健康の維持や増進にとって重要な食材だと考えられています。近年では、牛乳の摂取量と認知症の関連を調査した研究データも数多く報告されています。しかし、認知機能の低下を...
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芋の食べ過ぎには注意! 糖質は中身で太りやすさが違ってくる
糖質(炭水化物)の取り過ぎが太る原因になることは、一般にも知られていますし、科学的にも事実です。そのために糖質を制限するダイエットが広く行われています。しかし、糖質はエネルギー源ですから、制限のし過ぎは活力の低下につながります。糖質...
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【サツマイモ】1カ月半摂取で2型糖尿病が改善するとの研究も ビタミンCはリンゴの5倍
サツマイモはやせた土地でも育つため、飢饉(ききん)の際に多くの人々を救う食糧として重要な役割を果たした野菜です。熱帯アメリカ原産で、江戸時代に南九州に伝わり、そこから日本で栽培が始まったそう。九州の薩摩地域に伝わった起源から、「薩摩...
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【ナシ】「肺」の機能を強めて潤いを与える「のど飴フルーツ」
咳が止まらない。だんだん痰もからんでひどくなってきた……。気管支の粘膜での急性炎症がもととなって起こる「急性気管支炎」。多くはウイルスや細菌の感染によって引き起こされます。 空咳から始まって、次第に痰を伴う激しい咳になり、炎...
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ベトナム・ハノイで何度でも食べたい「ブンボーナンボー」
ベトナムのハノイで食べた「ブンボーナンボー」が好みの味すぎて、ハノイに実質3日ほどしか滞在していなかったというのに、2度店に行ってしまった。 「ブン」はお米の粉で作ったベトナムの定番細麺、「ボー」は牛肉、「ナンボー」は南部。つ...
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【アナゴ】DHAとEPAが豊富…ダイエットにもおすすめの食材
アナゴの旬は2回。6~8月のアナゴは脂が少なくさっぱりとした味わいが特徴です。「夏穴子」はかば焼きや天ぷらなどの濃い味付けと相性が良いとされています。 一方、10~12月の「冬穴子」は産卵前ということもあり、脂がたっぷり! ...
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【落花生】「血」を補う高い効果でけいれんを軽減する
最近、足や顔、目のあたりがピクピクする……。なんとも不快なけいれんが続くと気になるもの。けいれんは、自分の意思にかかわらず現れる筋肉の収縮が続く状態を指します。脳血管の疾患やてんかんなどが原因の場合は、全身のけいれんが引き起こされま...
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“まるで麺”の豆腐干絲とそうめんカボチャを一緒にいただく
野菜を中心とした中国の郷土料理がいただける「蓮香」(東京・白金台)では、最初に季節の食材を使った前菜が供される。その日は、「初物サンマのプーアール茶スモーク」「ししとう 台湾小魚 豆鼓田舎風炒め」「千両ナスの冷製 怪味ソース掛け」「...
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【とんぶり】朝、納豆に足すと体内時計のリセットに役立つ
あまり耳にしない名前ですが、箒(ほうき)にもなるホウキギという植物の実から作られます。その名前の由来は諸説ありますが、唐から伝来した意に、秋田の名産ハタハタの卵を意味する「ぶりこ」を合わせなまってできた説が有力です。古くから秋田県で...
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【ブリ】「脾」の働きを高め胃の機能を整えて食欲不振を撃退
やせすぎだから食べているのに、太りたくても太れない……。やせていても毎日元気であれば問題ないですが、体力がなくガリガリなままでは不安なものです。 重大な病気が潜んでいる場合以外の「やせすぎ」の原因としては、遺伝、虚弱であまり...
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食事はどのくらい認知症予防に有効か? 世界的医学誌で報告
認知症の新薬が最近ニュースになっています。たしかに早期に使用すると、これまでの薬では得られないような効果が期待されるのですが、それでも進行を遅らせることが主な効果で、認知症自体が治る、というわけではありません。認知症は予防が第一、と...
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【アケビ】朝はシミ・そばかす予防、夜はメンテナンス効果
アケビは古くから日本や東アジアの山地に自生して食べられ、江戸時代にはアケビの種から油を採取する産業も存在していました。ちょうど今頃の季節に熟すと果皮がぱっくり開き、中の乳白色のゼリー状の甘い果実を食べることができるのが特徴的です。こ...
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【マッシュルーム】滞った「気」をスムーズに流して頭痛を改善
頭の片側がズキズキ痛む、吐き気もする……。とくに病気がなく、症状が続いている場合は「片頭痛」かもしれません。 片頭痛は、脳血管の一部が急に拡張して起きる頭痛です。多くは、頭の片側が痛む傾向がありますが、両側が痛む、痛む場所が...
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さすが「ドラゴン」!太刀魚のフリットは身が厚くフカフカ
渋谷にある南イタリア料理店「ピノサリーチェ」が9月1日、19周年を迎えた。記者が初めて訪れたのは20代の頃。そして現在アラフィフ。感慨深い。 19周年ということで、スタッフ全員で考えた全19品のコース料理。温前菜2種盛りのう...
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【クルミ】糖尿病・心血管疾患・死亡のリスクを低下させる
クルミは世界中で人気のあるナッツのひとつ。古代ペルシャ地方が原産地とされ、紀元前7000年前から食べられてきたそうです。後にアメリカのカリフォルニア州で栽培が盛んになり、現在では世界中で広く流通しています。 日本でも縄文時代...
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なぜ糖尿病患者や予備軍には「パーソナル食事コーチャー」が必要なのか
糖尿病治療のためせっかく始めた食事療法なのに挫折する人が多い。長続きしないのは、食事療法がえてして素人考えによる“孤独な闘い”になりがちだからだ。「要はやせればいいんだろう」と非科学的なむちゃなダイエットをしたり、「周りは好きなもの...
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【マグロ】「血」を補い頭部に潤いを与えて乾燥フケを改善
毎日しっかり髪を洗っているのに肩のあたりに目立つ白い粉。頭がかゆいし、どんどんひどくなっている……。気になるフケ。命に関わるわけではありませんが、清潔感がないように見えて困りものです。フケは頭皮からはがれ落ちた角質片のこと。誰にでも...
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タラ、ポテト、タマネギ、卵の四重奏「バカリャウ・ア・ブラス」
バカリャウ・ア・ブラスは、塩漬けにしたタラ(バカリャウ)を細切りにしたもの、千切りのフライドポテト、タマネギの千切り、卵を炒めたポルトガル料理だ。 マカオで初めて食べた時、バカリャウのちょうどいいしょっぱさ、フライドポテトの...
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【ホオズキ】脂肪肝・生活習慣病・がんを予防するビタミンが豊富
ホオズキは日本では観賞用として知られ、浅草のほおずき市などが有名です。先祖を迎える灯籠に似ていることから、お盆の行事で飾られることを記憶している方も多いと思います。 じつはこのホオズキ、ヨーロッパなどでは独特の濃厚で甘酸っぱ...
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【ギンナン】「肺」の働きを高めて呼吸器系トラブルに威力発揮
咳や息苦しさがつらい喘息。子供がかかるイメージがあるかもしれませんが、成人後も多く、高齢になってからの発症率も高いため注意が必要です。 喘息は気管支が収縮して気道が狭くなり、呼吸が苦しくなる病気で、咳き込んだり、息苦しい、息...
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高血圧治療専門の医師が教える「本当に血圧が下がる食べ物」
24時間血圧を測り続けて、今月で37年目に突入。それが、日本歯科大学内科客員教授の渡辺尚彦医師(日本高血圧学会専門医)だ。自身の経験から見えてきた血圧低下のポイントを聞いた。 循環器内科医で高血圧患者を多数診ている渡辺医師が...