著者インタビュー
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「これからの供養のかたち」井出悦郎氏
「これからの供養のかたち」井出悦郎著 先祖の供養について、親が存命なうちは任せていたが、親亡き後、悩ましく思っている人も多いのではないか。 葬式は家族葬が主流になり、宗教者を呼ばない無…
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「デモクラシー」堂場瞬一氏
「デモクラシー」堂場瞬一氏 政治不信が蔓延する日本。国民は政治への関心を失い、選挙の投票率の低さにも慣れきってしまっている。そんな我々の意識に鋭く切り込んでくる著者の最新作は、国会が消滅し、有…
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「シニア右翼」古谷経衡氏
「シニア右翼」古谷経衡著 あちこちでヘイトスピーチを繰り広げるネトウヨに、どんなイメージを持っているだろうか。遠目から見れば、彼らはニートや非正規労働者で、教育レベルの低い若者かと推測するかも…
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「中国人が日本を買う理由」中島恵氏
「中国人が日本を買う理由」中島恵著 今年の2月、若い中国人女性が沖縄の無人島を購入したとして、話題になったことは記憶に新しい。近年、中国人による日本国内の不動産の購入が伝えられると、不安を抱く…
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「大江戸 虫図鑑」西田知己氏
「大江戸 虫図鑑」西田知己著 「子供の頃、カブトムシやクワガタを採って遊んだ人も多いと思うんですが、今はホームセンターに売っていますよね。さらに、虫よけスプレーや殺虫剤がよく使われ、今は人から虫…
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「Z世代のネオホームレス」青柳貴哉氏
「Z世代のネオホームレス」青柳貴哉著 ホームレスと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、リストラされて職を失った中高年男性の姿や、ゴミを拾って小銭を稼ぐ路上生活者だろうか。しかし昨今、そんなイメージ…
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「日本の水商売」谷口功一氏
飲みニケーション、花金、2次会。もはや、そんな言葉は過去のものと、心寂しい読者も多いのではないだろうか。 「2018年には全国で約7万軒あり、コンビニよりも多かったスナックは、2020年には4…
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「コミュ力は『副詞』で決まる」石黒圭氏
「コミュ力は『副詞』で決まる」石黒圭著 「やっぱり」「実は」「なるほど」など、生活の中で多用されているにもかかわらず、あまり意識されない「副詞」。本書は、そんな「副詞」にスポットを当て、その重要…
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「ポテトチップスと日本人」稲田豊史氏
「ポテトチップスと日本人」稲田豊史著 老若男女を問わず、日本人の多くに愛されるポテトチップス。その原点は、60年前に発売されたポテトチップス「のり塩」味だった。 「日本のポテトチップスは…
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「カティンの森ヤニナ」小林文乃氏
「カティンの森のヤニナ」。外国のおとぎ話を思わせるタイトルだが、独ソ戦のさなかに非業の死を遂げた女性飛行士を描いたノンフィクション。彼女の祖国ポーランドの歴史紀行でもある。 「カティンの森事件」…
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「パルウイルス」高嶋哲夫氏
「パルウイルス」高嶋哲夫氏 新型コロナウイルス感染症が8日から感染法上の「5類」に引き下げられた。季節性インフルエンザと同じ位置付けになり、ようやく日常が取り戻されつつあるが……。 「パ…
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「お金の賢い減らし方」大江英樹氏
「お金の賢い減らし方」大江英樹著 「年代別の金融資産保有額を見ると、70代が1500万円(日銀金融広報中央委員会の調査)と、ほかの年代に比べてダントツの多さです。その背景にあるのは老後に対する過…
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「師弟百景」井上理津子氏
「師弟百景」井上理津子氏 「職人の親方というのは頑固な人たちで、弟子に“習うより慣れよ”とか“親方の背中を見て覚えよ”とか、古くさい──。職人の世界とはそんなイメージではないでしょうか。実は私も…
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「もしかして認知症?」浦上克哉氏
「もしかして認知症?」浦上克哉著 2025年、高齢者の5人に1人、約700万人が認知症に罹患するという厚生労働省の推計がある。その先も増え続けるこの数値の中に、あなたは入らないという自信がおあ…
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「シン・中国人」斎藤淳子氏
「シン・中国人」斎藤淳子氏 「ここ20年で中国人は大きく変化したのに、日本では人民服で自転車に乗り、不潔なトイレを使い、安い賃金で働くみたいな80年代のイメージを持ったままの人がいます。そのうえ…
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「荷風の庭 庭の荷風」坂崎重盛氏
「荷風の庭 庭の荷風」坂崎重盛著 永井荷風といえば、私娼街・玉の井で暮らした日々を描いた私小説「濹東綺譚」や散策記「日和下駄」、フィクションを織り交ぜた日記「断腸亭日乗」が有名だ。 1…
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「奇妙な漢字」杉岡幸徳氏
「奇妙な漢字」杉岡幸徳著 昔と比べて漢字を書けなくなったと感じることはないだろうか。文章のほとんどはパソコンかスマホで打ち込むため、いざ手で書こうとするとなかなか漢字が出てこない。とはいえ、今…
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「日本語の発音はどう変わってきたか」釘貫亨氏
「日本語の発音はどう変わってきたか」釘貫亨氏 室町時代の資料にこんななぞなぞがある。 「母とは2度会ったが父とは一度も会わないもの、なーんだ?」 答えは唇だという。なぜなのか。 …
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「あのSFはどこまで実現できるのか」米持幸寿氏
「あのSFはどこまで実現できるのか」米持幸寿著 「映画『ターミネーター』では、AIが人間を抹殺するために核戦争を始めますが、もしAIと人間とが戦争を起こすとしたら、2つの条件が必要です。1つ目は…
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「公衆衛生の倫理学」玉手慎太郎著
毎年の健康診断で、肝臓の数値や血糖値などに引っかかり「酒を控え、食事にも気をつけて」と注意されてモヤモヤする読者も多いのではないか。あるいはメタボと判断され「生活指導」されつつも「余計なお節介だ」と…