著者インタビュー
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「カティンの森ヤニナ」小林文乃氏
「カティンの森のヤニナ」。外国のおとぎ話を思わせるタイトルだが、独ソ戦のさなかに非業の死を遂げた女性飛行士を描いたノンフィクション。彼女の祖国ポーランドの歴史紀行でもある。 「カティンの森事件」…
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「パルウイルス」高嶋哲夫氏
「パルウイルス」高嶋哲夫氏 新型コロナウイルス感染症が8日から感染法上の「5類」に引き下げられた。季節性インフルエンザと同じ位置付けになり、ようやく日常が取り戻されつつあるが……。 「パ…
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「お金の賢い減らし方」大江英樹氏
「お金の賢い減らし方」大江英樹著 「年代別の金融資産保有額を見ると、70代が1500万円(日銀金融広報中央委員会の調査)と、ほかの年代に比べてダントツの多さです。その背景にあるのは老後に対する過…
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「師弟百景」井上理津子氏
「師弟百景」井上理津子氏 「職人の親方というのは頑固な人たちで、弟子に“習うより慣れよ”とか“親方の背中を見て覚えよ”とか、古くさい──。職人の世界とはそんなイメージではないでしょうか。実は私も…
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「もしかして認知症?」浦上克哉氏
「もしかして認知症?」浦上克哉著 2025年、高齢者の5人に1人、約700万人が認知症に罹患するという厚生労働省の推計がある。その先も増え続けるこの数値の中に、あなたは入らないという自信がおあ…
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「シン・中国人」斎藤淳子氏
「シン・中国人」斎藤淳子氏 「ここ20年で中国人は大きく変化したのに、日本では人民服で自転車に乗り、不潔なトイレを使い、安い賃金で働くみたいな80年代のイメージを持ったままの人がいます。そのうえ…
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「荷風の庭 庭の荷風」坂崎重盛氏
「荷風の庭 庭の荷風」坂崎重盛著 永井荷風といえば、私娼街・玉の井で暮らした日々を描いた私小説「濹東綺譚」や散策記「日和下駄」、フィクションを織り交ぜた日記「断腸亭日乗」が有名だ。 1…
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「奇妙な漢字」杉岡幸徳氏
「奇妙な漢字」杉岡幸徳著 昔と比べて漢字を書けなくなったと感じることはないだろうか。文章のほとんどはパソコンかスマホで打ち込むため、いざ手で書こうとするとなかなか漢字が出てこない。とはいえ、今…
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「日本語の発音はどう変わってきたか」釘貫亨氏
「日本語の発音はどう変わってきたか」釘貫亨氏 室町時代の資料にこんななぞなぞがある。 「母とは2度会ったが父とは一度も会わないもの、なーんだ?」 答えは唇だという。なぜなのか。 …
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「あのSFはどこまで実現できるのか」米持幸寿氏
「あのSFはどこまで実現できるのか」米持幸寿著 「映画『ターミネーター』では、AIが人間を抹殺するために核戦争を始めますが、もしAIと人間とが戦争を起こすとしたら、2つの条件が必要です。1つ目は…
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「公衆衛生の倫理学」玉手慎太郎著
毎年の健康診断で、肝臓の数値や血糖値などに引っかかり「酒を控え、食事にも気をつけて」と注意されてモヤモヤする読者も多いのではないか。あるいはメタボと判断され「生活指導」されつつも「余計なお節介だ」と…
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「戦国日本の生態系」高木久史氏
戦国時代というと信長や秀吉などのヒーローにばかり焦点があたり、庶民の存在は忘れられがちだ。長年中世・近世の貨幣の歴史を分析してきた著者は、中世の記録から当時の庶民の生計がどのように成り立っていたのか…
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「国会話法の正体」藤井青銅氏
【「記憶にございません」という言葉を使うのは誰でしょう】という問題があったら、多くの人が国会議員と答えるだろう。かつては1976年のロッキード事件、最近では国会議員と旧統一教会との関係が追及される場で…
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「ウシのげっぷを退治しろ」大谷智通氏
牛のげっぷが地球温暖化に影響している? たかがげっぷ、温暖化に関わるほどのことなのか?と、牛のイラストカバーを見ながら疑問を抱いた人もいるのではないだろうか。 「人間の活動で排出される温室効果…
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「世界金玉考」西川清史氏
なぜ、こんな危険地帯にデリケートなモノをぶら下げているんだ! 男性諸君なら誰しも、鈍痛に悶えながらもキンタマのことを恨んだ経験があるだろう。 「進化の過程で、体内にあった精巣をわざわざ外に出し…
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「洋装の日本史」刑部芳則氏
日本人が洋服を着るようになったのは、幕末にアメリカからペリーが来航し、開国してまもなく? などと思う人が多いのではないだろうか。しかし、それは間違い。 ■洋服ではなく「夷服」と呼んだ時代も …
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「親は選べないが人生は選べる」高橋和巳氏
どんな親のもとに生まれるかで、人生が左右されるのはよく知られていることだが、「こんな家にさえ生まれてこなかったら……」と思う境遇の場合、自分で幸せをつくり上げる余地はどのくらいあるのか。 本…
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「何もしないほうが得な日本」太田肇氏
今年の仕事始めの日、「大いにチャレンジする年にしよう」という社長のお言葉を聞いたビジネスマンは多いだろう。しかし、そうした勇ましい掛け声とは裏腹に、「ようし、仕事で新しいチャレンジをするぞ!」と心か…
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「なぜ理系に女性が少ないのか」横山広美氏
「女性は理系に不向きって聞いたことありませんか? 実はそれは誤解なんです。国際学力テスト・PISAの日本の数学の成績は、男女ともに世界トップクラス。しかも、女子の成績は男子とほぼ変わらないんですね。に…
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「ゆれる階(きざはし)」村松友視氏
物語は冒頭、母の葬式に参列するシーンから始まる。異父妹に棺に近づくように促された「私」は、母を見て「二度目の死だな」とつぶやく──。 「今回、この自伝的小説で、初めて正面切って母親のことを書き…