週末オススメ本ミシュラン
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パソナ迎賓館で竹中平蔵が寄り添う和服女性
アベノミクスなどというものは株価を上げるためだけのデタラメなものだったことが明らかになった。その宣伝マンの代表がパソナ会長の竹中平蔵である。これだけ株価が下がっても、この“舌屋”(舌先だけで言いくる…
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青春がしみじみよみがえる読後感
ボロイ、汚い、薄暗いのネガティブ要素満載とされた東京大学駒場キャンパスに2001年まで存在していた寮の歴史と、そこに住んでいた人々が織り成す数々の珍事件やバンカラ騒動を、しんみりとした筆致で記したノ…
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結局、男と女は異類なので結婚しても悲劇しか生まれない
19日に第154回芥川賞を受賞した作品だ。専業主婦で子どももなく平凡に暮らしている私は、〈ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。〉。 確かに夫婦は、長年暮らしてい…
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自民党のメディアコントロールは巧妙だ
政府を批判する人が、メディアから確実に姿を消している。報道ステーションの古舘伊知郎氏がMCを降板し、ニュース23も岸井成格氏がアンカーを降板する。リベラル派のコメンテーターも、ほとんど消えてしまった…
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「恥ずかしい」首相の原点がわかるエピソードに納得
昨年の秋、安倍首相の母校である成蹊大学法学部政治学科の後輩のブログが評判を呼んだ。後輩一同は安倍の「安全保障関連法案における、学問を愚弄し、民主主義を否定する態度に怒りを覚え、また政治学を学んだとは…
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「右だ」「左だ」のレッテル貼りに痛快な反論
1999年発売の「新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論」(幻冬舎)にて、過度な自虐史観を改めるべきだという提案をした小林よしのり氏は、いつしか「ネトウヨの生みの親」といわれるようになった。しか…
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たしかに農業と出版業はよく似ている
例えば、書籍ビジネスについては、神奈川県藤沢市にあるパナソニックの工場跡地を利用した町づくりについて紹介している。 〈これまでの大型書店は、ほとんど駅前ビルに入っていた。デパ地下に料理の本があ…
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あと数年でテレビの見方はこう変わる
テレビを囲んで家族が人気のテレビドラマを一緒に見る。50年続いてきたお茶の間の風景が、もうすぐ一変する。その未来の姿を目に映してくれるのが、本書だ。 アメリカの定額制ビデオ・オン・デマンド(…
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侵略戦争の責任を裁かないニッポン人の罪
南京大虐殺のあった1937年に自分がその場にいたら、果たして中国人を殺さずにいられたかという問いを自らに突きつけ、記憶の墓をあばく試みに挑んだ辺見は、「過去がげんざいに追いつき、げんざいを追いこし始…
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白人ではなく中国人が見る日本が重要
今年の流行語大賞を獲得した言葉の一つが「爆買い」である。中国人観光客が大量に家電量販店やブランドショップで買い物をすることを指し、今年の春節以降、観光シーズンになるとテレビは飽きることなくこの風景を…
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ストーカーがエスカレートし信頼と愛情を考えさせられる一冊
本書には、「いなか、の、すとーかー」と「ウォーク・イン・クローゼット」の2作が収録されている。いずれも深い人間洞察に裏付けられた面白い作品だ。 「いなか、の、すとーか」の主人公・石居透は、新進…
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新薬開発に携わったプロの話は具体的で迫力満点
薬の力はすごいと感じたのは、先日、尿管結石で激痛が走ったときのことだった。とにかく痛い。叫んで、のた打ち回るくらい痛いのだ。ところが、事務所近くの診療所で処方してもらった座薬を入れたら、何事もなかっ…
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「仏罰を」とまで批判された公明党の欺瞞を鋭く指摘
戦争法案反対を訴えて国会を取り囲んだ人たちが掲げたプラカードに、 「自民党に体罰を 公明党に仏罰を」 とあった。その通りだと思ったが、自民党と同じか、あるいは、それ以上に公明党の罪は深…
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この本が書くあなたへの罵倒を乗り越えられるか
最近、「移住」が注目されている。移住専門の雑誌が存在したり、日本全国の各自治体が移住者を募るほか、移住生活がいかに素晴らしいものに満ちているかをリポートする「人生の楽園」(テレビ朝日系)が高視聴率を…
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アイデアを引き出すとは、アイデアを書き出すことだ
教科書に書いてあることを正確に記憶し(理解しなくてもいい)、1時間半とか2時間の制限時間内に筆記試験に再現する能力に長けた偏差値秀才とは異なるビジネスの実践に役立つ技法について記されている。一級のビ…
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TPPと戦争法案の裏表
私が池上彰をダメだと思う最大の理由は、彼がTPPに賛成していることだが、10月6日付の大手紙は、まるで池上に説得されたかのように「TPP合意へ」と報じていた。情けない限りである。8日付の本紙が孤軍奮…
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肩から力が抜けたアナキズム研究者
アナキスト・大杉栄を研究する著者による書である。原発や国家、警察権力といったものが個人を征服し、我々はそこに隷属している、と述べる。税金を逃れることはできないし、警察官から職務質問を受けた場合に逃げ…
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これは命懸けの異議申し立てだ
沖縄の現状を分析した秀逸な作品だ。米海兵隊普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地建設をめぐって、沖縄県の翁長雄志知事は、辺野古沿岸埋め立てに関する仲井真弘多前知事の承認に瑕疵があったので、取り消そうと…
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こういう本こそ教養本である
この連載では、あまりマニアックな本は取りあげないようにしているのだが、鉄道マニアは桁違いに数が多いので紹介しても大丈夫だろう。 著者は、ホリプロでマネジャーを務める南田裕介氏。筋金入りの鉄道…
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【特別編】これが一行でヒットを生む法則
キャッチコピーはとてつもなく大切だ。私がそう認識したのは、いまから12年前、自著の「年収300万円時代を生き抜く経済学」が、文庫版も含めると40万部以上の大ヒットとなったときだった。 それま…