長生きする読書術
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食の節制によるコレステロール対策は無意味だった
“健康のために”と実行している食事法も、俗説・自己流では効果がないどころか、かえって害になることすらある。本書では、これまで20万人の患者を診てきた生活習慣病の専門医が、最新の医療情報をもとに本当に正…
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「長生きしたければ座りすぎをやめなさい」岡浩一朗著
日本人は、世界一“座りっぱなし”の国民だ。シドニー大学が世界20カ国の成人を対象に行った「平日座位時間」の調査によると、平均値は1日300分だったのに対し、日本人は420分と最長であることが分かった…
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高齢者が服用していい薬は5種類まで
年齢を重ねると服用する薬の量も増えてくるが、高齢者の場合、同時に服用していいのは5種類までだという。体質が虚弱になると、若い頃と同じ服用量でも副作用が出やすくなるためだ。東大病院老年病科の解析でも、…
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「最強最高のがん知識」中川恵一著
がんで命を失わないための秘訣は何か。それは、「がんになる前に、がんを知ること」だと、東大付属病院放射線科准教授の著者は断言する。いざ、がんと告知されたとき、平常心でいられる人は少ない。だからこそ、そ…
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冷えた飲み物で免疫力が低下する!?
3000年の歴史を持つ中国医学の常識のひとつが、「体を冷やさない」ということ。体の冷えは万病のもとであると中国人の誰もが知っており、そのため基本的に冷たい飲み物をとらず、真夏でもビールを常温で飲むほ…
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「『腕もみ』で胃腸の不調がみるみる改善する!」 孫維良著
胃もたれや便秘、下痢、食欲不振などの胃腸の不調を改善したいなら、手首から肘までの前腕をもむのが最善の策であると、東京中医学研究所所長の著者は言う。胃腸と腕、まったく関係のない部位のように思えるが、腕…
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「腸内フローラ移植」の最前線
私たちのお腹には、腸内細菌が3万種類、1000兆個も存在し、その総重量はなんと1・5キロにもなる。腸内細菌は同じ仲間同士が寄り添って集落を形成しており、その姿を電子顕微鏡で観察すると花畑のように見え…
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「本当は怖いドライアイ」平松類著
日本人の6人に1人がかかっているといわれているドライアイ。パソコンやスマホなどで目を酷使することが原因のひとつだが、“ただ目が乾くだけ”と放っておくのは大間違いだと眼科医の著者は言う。 涙の…
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「健康でいたいなら10秒間口を開けなさい」吉野敏明著
「現代人は常に歯を食いしばっている」と言われても、多くの人が自分は違うと思うだろう。しかし、口を閉じた状態で歯と歯が接触している時点で、それは食いしばりであると歯科医の著者は言う。正常な状態では、上唇…
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「成功の食事法」菅原道仁著
仕事でのパフォーマンスを最大化するために必要なことは、食欲を制することだと脳神経外科医の著者は言う。食べ過ぎると副交感神経が優位な状態が続く。これは消化器の活動を活発にするためだが、集中力が欠如して…
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健康長寿の秘訣は粗食ではなく「多様食」
飽食が健康を害するという意識から、粗食を心がけているという人はいないだろうか。確かに食べ過ぎは良くないが、粗食に対する評価が過ぎるのは大問題。近年では、粗食は健康にいいどころか、老化を促進して寿命を…
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「肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい」西山耕一郎著
健康長寿のために衰えさせてはいけない体の機能といえば、足腰の筋肉や血管などが思い浮かぶ。しかし、それ以上に重要なのが、食べ物をのみ込む力、つまり嚥下機能だ。 食べる=生命活動の維持であること…
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潜伏期間が50年? 中高年はC型肝炎の検査を
現在7タイプが発見されているウイルス性肝炎の中でも、もっともやっかいなのがC型肝炎。症状が比較的軽いために感染に気づかないことが多く、感染者のおよそ70%が慢性化してしまう。そして、いつの間にか肝硬…
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午後10時~午前2時は睡眠のゴールデンタイムではなかった!
健康のためには、食事や運動と同じくらい睡眠が大切ということはもはや常識となっている。しかし、何となく信じられている睡眠の常識には、誤りも少なくない。本書では、国立精神・神経医療研究センターの部長を務…
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顔が赤くなる人は食道・頭頚部がんのリスク大
連日の暑さでビールが欠かせない、という人は多いだろう。しかし、飲酒によって、がんを引き起こす体質の人がいるという。 がんの誘引を左右するのが「ALDH2」という酵素だ。ALDH2は、体内でア…
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「あなたの人生を変える歯の新常識」田北行宏著
雑誌「プレジデント」による55~74歳の男女1000人を対象とした「後悔していること」のアンケートによると、健康後悔の第1位は「歯の定期検診を受ければよかった」であったという。欧米のビジネスマンの間…
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50歳を過ぎたら筋トレと骨トレが必須
「筋トレはスポーツをやっている人がするもので、普通に生活する分には必要ない」。実はこれが通用するのは、50歳ぐらいまでの話だ。 人間の筋肉は30歳をピークに年1%ずつ減少するが、40代までは若…
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「進行がんは『免疫』で治す」角田卓也著
がんは不治の病ではなくなりつつあるが、進行がんとなると抗がん剤しか打つ手がなくなり、克服が難しくなる。しかし今、最先端のがん免疫療法が、がん完治への道を開きつつあるという。その鍵を握るのが、「免疫チ…
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「呼吸を変えると、人生が良くなる」倉橋竜哉著
体の調子が悪いときには呼吸が不安定になるし、不安や焦りなど精神的に追い詰められているときには浅い呼吸になりがちだ。逆に、心身ともに満たされている場合には、呼吸は深くゆったりとしたものになる。ならば、…
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「かくれ高血糖が体を壊す」池谷敏郎著
肥満ではないし、健診での血糖値も正常なので、糖尿病とは無関係。実はこれ、大きな間違いだ。食事をした後、あなたの体の中では血糖値が急激に上昇し、血管に大ダメージを与えている可能性もあるからだ。 …