パンツ一丁の妻夫木聡主演 「ジャッジ!」が好評なワケ

公開日: 更新日:

「オープニング3日間の興行収入を見る限り、最終的に5億円に届くかどうかビミョーなライン。タイトルだけではどんな内容かさっぱりだし、松竹とフジテレビがタッグを組んだわりにはPR不足で巷に浸透し切れていない印象です」(映画関係者)

 妻夫木聡(33)と北川景子(27)がダブル主演した映画「ジャッジ!」の話。今月11日に封切られたが、年末から快進撃を続けるテレビ朝日×東宝の「トリック劇場版」と上映時期が丸かぶりしたのもタイミングが悪かった。

 だが、興収が伸び悩む一方で「埋もれてしまうにはもったいない出来栄え」(映画ライター)といった声が強く、ツイッター上でも「期待以上に面白かった」「スカッと笑える」と観賞後の評価が高い。それこそタイトルだけで“審判”するのは惜しい一本のようで――。

 広告業界が舞台の娯楽ムービー。妻夫木演じる情熱は人一倍の落ちこぼれクリエーターが、国際広告祭の審査員を押し付けられ、ひいきの作品を入賞させるべく奔走する姿が描かれている。映画批評家の前田有一氏は見どころをこう話す。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された