パンツ一丁の妻夫木聡主演 「ジャッジ!」が好評なワケ
「オープニング3日間の興行収入を見る限り、最終的に5億円に届くかどうかビミョーなライン。タイトルだけではどんな内容かさっぱりだし、松竹とフジテレビがタッグを組んだわりにはPR不足で巷に浸透し切れていない印象です」(映画関係者)
妻夫木聡(33)と北川景子(27)がダブル主演した映画「ジャッジ!」の話。今月11日に封切られたが、年末から快進撃を続けるテレビ朝日×東宝の「トリック劇場版」と上映時期が丸かぶりしたのもタイミングが悪かった。
だが、興収が伸び悩む一方で「埋もれてしまうにはもったいない出来栄え」(映画ライター)といった声が強く、ツイッター上でも「期待以上に面白かった」「スカッと笑える」と観賞後の評価が高い。それこそタイトルだけで“審判”するのは惜しい一本のようで――。
広告業界が舞台の娯楽ムービー。妻夫木演じる情熱は人一倍の落ちこぼれクリエーターが、国際広告祭の審査員を押し付けられ、ひいきの作品を入賞させるべく奔走する姿が描かれている。映画批評家の前田有一氏は見どころをこう話す。