小保方さんを輩出 「早大理工研究室」に“コピペ常態化”疑惑

公開日: 更新日:

 理研の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)を輩出した早大先進理工学部が大パニックだ。

 小保方さんの博士論文を審査した生命医科学科・常田聡教授の研究室で、彼女以外にも6人の博士論文にコピペ疑惑が浮上。大学内外で大騒ぎとなっている。

 STAP細胞発見のニュースが世界中を駆け巡った当時、常田研究室は「ノーベル賞候補のリケジョを育てた研究室」としてメディアに大きく取り上げられた。常田教授も「ぜひ、報道を積極的にお願いしたいと思います」と上機嫌だった。そんな注目の研究室が一転、「博士論文のコピペが日常茶飯事」と指摘されているのだ。

「疑惑を指摘しているのは、小保方論文を含め、数々の不正記述を指摘してきた専門家のブログです。常田研究室で審査された博士論文のコピペ疑惑を執筆者の実名入りで指摘。例えば、09年に出版されたM氏の博士論文の第1章の文章や図のほぼ全てが04年に公表されている海外論文のコピペだったほか、08年に出版されたF氏の博士論文は、1章の前半が環境省の環境白書とほぼ同一文章でした。ブログでは博士論文とコピペ元の論文を比較し、解説も付けている。全くのデタラメとは言い切れないでしょう」(科学ジャーナリスト)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値