CASIOPEA野呂一生さんが語る「今はバンド第3期」
それにしてもだ。CASIOPEA以降、フュージョンは盛り上がりに欠ける。
「70年代、80年代と比較すると、最近は深みがある音楽を聞きたいってリスナーが少なくなったような気がします。ファストフード的な音楽が好まれ、ネットとかで音楽がバラ売りされてる状況では、フュージョンが成長するのはなおさら難しいでしょうね。しかし、被災地にもコアなファンがいるんだし、こんな時代だからこそ、やらなければいけないと思うんです」
8月6、7日=赤坂BLITZ、9日=夢の島公園陸上競技場でフュージョンする。
最後に、演奏するばかりで、歌いたくなることはないのか、とアホな質問をぶつけたところ、「それはまったくありません。フツーにカラオケに行き、演歌とかを歌ってます。近頃流行してる歌はよくわからなくて」とのことだった。