西武・岸が「よしもと」入り 石井一久の“ゆるふわ”勧誘術

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「名物スカウト」の誕生となりそうだ。22日、西武岸孝之(30)がよしもとクリエイティブ・エージェンシーとマネジメント契約を結び、吉本興業本社で記者会見を行った。岸が契約することになったきっかけは、元西武でよしもとの契約社員としても活躍する石井一久(41)からのスカウト。

 岸を誘った理由を「僕は誰でも入って欲しいわけじゃない。彼の人間性をわかっているし、プロフェッショナルも持っている投手。顔立ちもいいですからね」と熱弁した。さらに「マネジメントって若干怪しい部分もあったり、なかったりするんですけど、よしもとでしっかりサポートさせていただけるということで、安心した環境をつくって、埼玉西武ライオンズの方々にも安心してもらいたい」と言い、笑いが起こっていた。

 吉本興業には青木宣親黒田博樹など有名野球選手も在籍。報道陣からの「メジャーへの思いはありますか?」との問いに「今のところはないです」と即答する岸に、石井は「警戒されるんですよ、よしもとに入るとアメリカに連れて行くんじゃないかって。日本酒好きだしね?」とフォロー。お笑いのセンスについて「そっちの方はまったくダメですね」と恐縮する岸にも、石井は「おいおいできればいいと思う」と笑いの道も指導していくことを宣言していた。

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