日本社会を生き抜くコツが…石井一久が説く「ゆるキャラ」術

公開日: 更新日:

「サボりたい」「休みたい」――。入社1年目の新人社員の言葉に、心の中で拳を振り上げたことのあるそこのアナタ。その新人、意外とクセ者かも。年功序列と実力主義の野球界で力まずマイペースに“ゆるキャラ”を演じる石井一久(41)流の生き方もあるのだ。

 気合、根性、自己犠牲……男気あふれるスポーツ界では身近な言葉だが、石井はむしろ「信用できないもの」と一刀両断する。周囲の期待に応えようと見えを張ったり自分を大きく見せようとしたりする人はどの会社にも存在するが、それは自己満足。たとえば、プロ野球選手の妻が「今日の料理はこんな感じです」なんて品数たっぷりの食卓の写真を載せているブログだ。

「ああいうの見ると、自分に酔ってるのかなと思っちゃう。旦那が求めているなら仕方ないけど、写真撮る時点でちょっと違う。ちゃんとやってくれる奥さんは『ごはん何品作りました』とか『いつもこういうことに気を付けています』とかわざわざ言わない。現に僕の奥さんは言わないし、ブログにも上げない。そういうのって見ててつまらなくないですか? 『今日ここでごはん食べました』はまだ分かるけど、『これ作りました』は一番興味ない。そういう自己満足は好きじゃない」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出