俳優・加藤健一さんは“静かな酒”が好き 「芝居の話は抜きで」
差し入れでいただいたお酒の中でも、ボトルに特徴のあるウイスキーは飲み終わった後も保存しています。オールドパーやVSOPのような高級酒やドンペリの瓶も貴重です。芝居の小道具で使う時がある。今回の芝居も、舞台は風間さん演じる大富豪のマンションですから、セットに飾るお酒もそれなりに気を使います。
今回、風間さんの提唱で、お酒を持ち寄って稽古場での飲み会をやろうと計画しています。外で飲むと高くつくじゃないですか。お金がない若い人も参加できるようにという粋な計らいです。私も記憶をなくさない程度に飲もうと思います(笑い)。
▽かとう・けんいち 1949年、静岡県生まれ。劇団俳優小劇場の養成所を経て劇団新芸を結成。つかこうへい事務所の作品でブレーク。80年に加藤健一事務所を設立。