失恋ソング「ロードショー」が売れたジェームス西田さんは今
「およげ!たいやきくん」や「春一番」「ペッパー警部」などが大ヒットした76年、フォークソングで最も評判だったのは失恋ソング「ロードショー」だ。歌ったのは京都産業大学の学生デュオ「古時計」。ジェームス西田さんと大場弘一さんのハーモニーが耳に残る。たった1年で芸能界から姿を消した西田さん、今どうしているのか。
■「どうせ道楽でしょ?」と問うたら…
「07年に再デビューして以来、2枚目のシングル『僕のにゃ~』を2月18日にリリースしました。『にゃ~』はもちろん猫のこと。自由で無邪気で気まぐれな猫みたいに、肩に力を入れずに生きていこうじゃないか、って一種の人生応援歌でしょうか。あと、この曲は倉敷児童合唱団がコーラスで参加してることもあって、幼児から大人まで楽しめる。結果、保育園や幼児施設でのライブが増えたのは、想定外のうれしさでした」
JR岡山駅からクルマで10分の、自らが経営する人材派遣会社「ナイスプランニング」で会った西田さん、まずはこういった。07年に復帰してから去年11月発売の「前に前に」を含めて5枚のアルバムを制作し、社内の音楽事業部「ナイスミュージック」から発売しているとか。