NHKドラマ役名でCDデビュー 高橋ジョージ「初紅白」の現実味

公開日: 更新日:

 歌手デビューから33年、千載一遇のチャンスを逃してなるものか――。そんな気迫がみなぎっていたのは高橋ジョージ(56)。

 妻・三船美佳(32)に対するモラハラ疑惑&離婚裁判(現在係争中)に端を発し、事務所独立、はたまた仕事のドタキャン騒動など、次から次へと良からぬ話題が取り沙汰される中、ドデカイ花火を打ち上げた。

 現在放送中のNHKドラマ10「美女と男子」(火曜22時)で、自身が演じる「たどころ晋也」名義でのCDデビューが来月2日に決定。10日に緊急デビュー会見を開き、大晦日のNHK紅白出場を宣言したのだ。

 たどころは、妻子に愛想を尽かされたバツイチで一発屋のベテラン歌手という役どころ。放映前には私生活を彷彿させると話題になったが、実は高橋はTHE虎舞竜のボーカルとして「ロード」というヒット曲がありながら、紅白出場歴ゼロなのだ。会見で高橋に質問した芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「会見ではドラマの共演者でNHKにゆかりの深い仲間由紀恵さんの名前を出しながらうまく宣伝し、新曲誕生の秘話として実娘との仲むつまじいエピソードも披露。家族との絆の深さも強調していました。NHKへのアピールは万全で、今後、同局の歌番組にもバンバン出るでしょう。今回の会見の対応も良かったし、大なり小なり曲がヒットすれば、『あまちゃん』の劇中歌のように企画枠での紅白出場は十分にあり得ます」

 現実社会でも妻子に見捨てられたジョージはこの日も「好きなように書いてください。取り上げていただくことが宣伝になりますので」と売れない演歌歌手のように懸命にPR。狙い通り“紅白初出場ロード”を完走することができるか。紅白に出たからといって妻子が戻る保証はないのだが……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…