野田秀樹が絶賛 生粋の舞台人・手塚とおる“狂気の演技”
「ただ20代のころ、一時期だけテレビの構成作家をしていた過去がある。SMAPの出世作『夢がMORIMORI』や山田邦子の『やまだかつてないテレビ』などにかかわっていた。才能はあったんですが、本人は芝居を諦めきれなかったようです」(テレビ関係者)
舞台にのめりこむきっかけとなったのが、30代の時に演出家の野田秀樹に言われたひと言だった。
「役者としての存在理由について悩んでいた時、野田氏に『おまえの面白さは狂気だろう!』と指摘されたそうです。それで目の前が開けて、演劇にのめりこむようになったといいます。そしてたどり着いたのが『演技とは過剰である』という信念。今では何を演じるときでもその精神で臨んでいると言っています」(芸能ライター)
芝居に熱中しすぎたせいか結婚には縁がなく、53歳の今も独身。最近の人気で女性ファンも急増中。そろそろ浮いた噂が出てもおかしくないが……。