舞台中止訴訟はドロ沼化も…土屋アンナ「100対0」の勝因
モデルで歌手の土屋アンナ(31)が主演舞台の稽古に参加せず公演が中止になったとして、舞台をプロデュースした演出家の甲斐智陽氏(64)と制作側が約3000万円の損害賠償を請求した民事訴訟の判決が25日、東京地裁で開かれ、甲斐氏側の請求は棄却された。
逆に甲斐氏がネット上で発表した楽曲「ANNA」の歌詞が名誉毀損にあたるとして、土屋が反訴した件については土屋の訴えを認め、甲斐氏に33万円の支払いが命じられた。
提訴から2年半、自らの主張がまったく受け入れられなかった甲斐氏は閉廷後に会見。「控訴する。ダメなら最高裁。金の問題じゃない!」と怒りをあらわに。一方、土屋は都内自宅近所の公園で会見。「ファンや家族に迷惑をかけた。なのに支えてくれて。『ごめんね』という気持ち」などと話していたが、完全にアンナの“作戦勝ち”だったようだ。
「甲斐氏は見た目通りのコワモテ。裁判官の心証がよくなかった。それに比べ、土屋は昨年11月に甲斐氏と法廷で対決した際、自分にまったく非がないことを熱意のこもった表情で裁判官に切実に訴えかけた。裁判官がまさか土屋のファンだったわけではないだろうが、甲斐氏が“100対0で負けた”と憤るほど一方的な判決でした」(ワイドショー関係者)
甲斐氏は地裁前で「見てろよ」と不敵にほほ笑んでいたが、相当に分が悪そうだ。