偏差値70エリート人生捨て 一橋大生が吉本NSC入り決意のナゼ
7日、全国お笑いサークル団体戦「NOROSHI」が開催され、26大学160組の中から、創価大学落語研究会「チーム赤組」が304点で優勝、一橋大学お笑いサークルIOKの「チームノイフランク」が303点で準優勝となった。
創価大3年生の浦野達弥くん(21)は「去年、決勝に行って優勝できなかったのでうれしい。(1点差だった一橋大を見て)去年も強かったので、納得でした」と話した。
1点差で頂点を逃した一橋大は決勝進出チームで最少の3人。この大会はすべてのチームが「漫才」「コント」「ピン」を披露する総合力で戦うが、3年生の中野悠くん(21)は3本すべてに出演。コントでは完成度と画力の高いフリップ芸を披露するなどフル回転で、MCの「ジャルジャル」後藤淳平(31)は「3人っていうだけでも得点高いと思う」とうなっていた。
■「就職よりお笑い」で親は泣かない?
中野くんは3人の中で唯一「就職活動をしないでプロのお笑いを目指す」と宣言。一橋大といえば、偏差値70超。卒業生はキャリア公務員や一流企業へ就職する学生が多く、生涯年収は平均3億円超ともいわれている。