「私は清原さんの信者」密売人が法廷で語った覚醒剤取引
元プロ野球選手、清原和博被告(48)に覚醒剤を譲り渡した密売人・小林和之被告の初公判が27日、東京地裁で開かれた。小林被告は起訴内容を認め、清原との取引の様子を明かした。
清原が電話で「ありますか?」と聞き、小林被告に「ひとつお願いします」と依頼するやりとり。ひとつとは「1パケット(0.6グラム)と注射器2、3本を4万円」の意味という。
小林被告はおまけとして自分が持っていた覚醒剤もプラスして清原に譲渡。清原には仕入れた金額と同額の値段で販売し、「取引は赤字だった。私は清原さんの信者なので儲ける気はなかった」と語った。
この日の公判には26席に対して一般傍聴券を求める309人が抽選の列に並んだ。清原の初公判は5月17日に行われる予定だ。