“金欠”清原被告 メディアに「報復訴訟」で荒稼ぎの現実味
千葉・松戸市内の病院から“極秘転院”したとの報道も出た清原和博被告(48)。現在は“雲隠れ”状態となっており、マスコミ各社がその行方を追っている。陽動作戦なのか。あるメディア関係者がこう言う。
「一部スポーツ紙が『都内近郊にある医療施設』に転院したと報じて、テレビ、新聞、週刊誌各社が都内の施設をしらみつぶしに調べたんです。だが、どこにも清原被告がいない。実は、まだ松戸市内の病院にいるのではとの見方も出ています。部屋を移っただけではないかと。転院したと見せかけて、マスコミが去った後に転院、退院すればいいからです」
保釈早々、ヘリコプターやバイクに追い回され、入院したと思ったら、病室を激写される。大のマスコミ嫌いの清原被告にとって、この状況はたまったもんじゃないのだろう。そんなメディアスクラムに対し、着々と反撃を狙っているとの見方もある。訴訟という方法だ。
実際、清原被告は2001年に「ストリップ通い」と報じた小学館を相手に訴訟を起こしており、1000万円の賠償金を得ている。14年に薬物疑惑を報じた文芸春秋に対しても、名誉毀損で計2億5000万円の損害賠償を請求しようとしていた。頼りにしていたタニマチもいなくなり、極度の“金欠”状態の清原被告が、カネ稼ぎのために訴訟を連発することは十分考えられる。