病室でも不安な表情…清原被告が恐れる裏社会の“逆恨み”
かつて「番長」と呼ばれた男が何にビビっているのか。18日、日本テレビのカメラが捉えた入院中の清原和博被告(48)の様子には、異様なムードが漂っていた。窓ガラスの前に立ち、カーテンの間から外の様子をうかがうこと30秒以上。不安そうな表情は何かに怯えているように見えた。清原被告を震え上がらせる存在とは――。
■入院生活も「命懸け」
清原被告は現在、持病の糖尿病の検査・治療のため、千葉・松戸市の総合病院に入院している。病室は病院に1室しかない指紋認証で入り口が開く特別個室。1日当たりの入院費は5万4000円というVIPルームである。酒とオンナとシャブに溺れた放蕩三昧で、金欠状態の清原被告にとっては手痛い出費のはずだ。
セキュリティー万全の病室に加え、関係者以外、建物内には一歩も近づかせない厳戒態勢。保釈後に清原被告が車で病院施設に入った際も、入り口に「カラーコーン」を並べ、追跡してきたマスコミのバイクを封鎖していた。
「おかげで、清原被告が実際に病院に入る姿を報道陣は誰ひとりとして確認できなかった。そのために入院はダミーで、足取りを追うマスコミを巻くため、病院をすり抜けて別の場所に向かったとういう説まで一時、流れたほどです。大物政治家が使う『かご抜け』と呼ばれる手法です」(民放テレビ局関係者)