「御座船安宅丸」演出 森健太郎が語る浅利慶太からの薫陶

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 2012年6月、劇団四季を退団。半年後に出合ったのが、御座船安宅丸だ。

演劇にもっと社会性、経済性を持たせたい。演劇人のパワーを社会との接点に向けたかった。安宅丸は、劇団四季を退団後、人生を大きく変える出合いでした。ライオンキング時代のスタッフをしていた人のつてで、船会社の人を紹介してもらいました。一目見て、ここにジブリ映画『千と千尋の神隠し』の『油屋』の世界をつくりたいと思い、船会社の方にトータルプロデュースしたいと頼み込みました。彼らに認めてもらうために、13年9月、劇団四季時代の仲間を集めて舞台を行いました。写真はその時のものです」

 劇団四季やジブリ、ディズニー。これらに続くエンターテインメントビジネスを目指す。

「オリンピックイヤーに向けて、これらに匹敵する時間と空間の演出を目指したいですね」

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