倒産危機救った石原プロ名番頭 小林正彦さんの寂しい晩年
■石原プロ会長との“確執”も
しかし、09年の裕次郎さんの二十三回忌を取り仕切った後、11年に専務を退任。その後“表舞台”に立つことはなかった。近年、石原プロの会長で裕次郎さんの妻・まき子さんとの“確執”もウワサされたこともある。
石原プロでは「私たちも亡くなられたのを知ったのは今月2日のことです。本人の遺言で『亡くなっても静かにしておいてほしい。大きな式などは行わないでほしい』とのことだったようです。そのため、今後『お別れの会』などの会をやる予定はありません」と説明した。
石原プロの“顔”として陣頭指揮を執ってきた名番頭にとっては寂しい晩年だった。